IoT&ハードウェアの祭典『IoT&H/W BIZ DAY by ASCII STARTUP』
Qrio スマートロックがスマートウォッチに対応!限定Amazonセールも実施
人気御礼につき、入場チケット増枠中の3月28日(月)12時~18時開催のハードウェアやIoTプロダクト関連のビジネスセミナー・展示交流イベント“IoT&H/W BIZ DAY”。展示ブースの注目ガジェット、ソリューションをご紹介する。
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ソニーとWiLのジョイントベンチャーであるQrioが生み出した『Qrio Smart Lock』がスマートウォッチに対応して、より便利になっている。
Qrioは、スマートフォンの専用アプリ経由で自宅のカギを工事不要でスマートロックに変えることができるIoTデバイスだ。ミニマルなデザインは、日本の多様なドアロックに対応できる形を追求。本体が小型で設置(接着)面積が小さく済むため、設置可能なドアの自由度が比較的高めなのが特徴だ。また、電池を4本まで挿入でき、最大600日間の連続使用を想定している。
3月28日の"IoT&H/W BIZ DAY"でも実機展示を予定しており、2月に発表となったばかりのスマートウォッチやダイヤルパッドでの操作体験ができる。
目玉となるスマートウォッチへの対応では、Apple WatchとAndroid Wearによる操作ができる。いちいちスマホを取り出さなくても開錠・施錠ができるようになったため、対応端末であるApple Watch (Apple)とSmartWatch3 (SONY)を持っている人には朗報だろう。
主な機能は、スマートフォンでオーナー登録済みのロックを自動で認識、スマートウォッチからの操作でロックを解錠・施錠、操作するロックをスマートウォッチで切り替えるというものだ。
たとえばApple Watchのグランス機能では、施錠したロックの履歴確認、複数のロックの切り替え、施錠の操作の様子がわかる。
また、新たに登場したダイヤルパッドによる操作は、不動産内見や民泊などでの鍵の操作を想定したものだ。Qrioアプリのアカウントが不要で、ロックの所有者は離れたところから一時的に暗証番号をダイヤルパッド所有者に預けて開錠させられる。ダイヤルパッドのための周辺機器として開発された「Qrio Keypad(キュリオキーパッド)」は、3月発売予定となっている。
IoTハードウェアは、ようやく市場に普及し始めてきたばかり。知るべきポイントは、発売後もソフトウェアの面で進化を継続し続けるという部分だ。
Qrioは2015年6月の製品発売後、継続してアプリケーションのバージョンアップを続けており、通信のスピードも向上している。たとえば、昨年11月にはドアに近づいての「手ぶらで解錠」もできるようになっているが、こちらはGPSをオンにする必要があり、電力消費も多くなってしまっていた。そのような問題解消への答えの1つが、今回のスマートウォッチへの対応というわけだろう。
Qrioスマートウォッチでのダイヤルパッドやスマートウォッチ操作体験は、ぜひ3月28日の"IoT&H/W BIZ DAY"会場で体験してほしい。
なお、Qrioは3月26日の24時間、Amazonでセール販売を実施予定とのこと。1万円台で買えるスマートロックに興味がある人はこちらもチェックを。
Image from Amazon.co.jp |
Qrio Smart Lock (キュリオスマートロック) スマートフォンで自宅のドアをキーレス化 Q-SL1 |
■関連サイト
Qrio
『IoT&H/W BIZ DAY by ASCII STARTUP』
開催概要
■日時:2016年3月28日(月)
開場 12時 終了予定 18時
■場所:株式会社KADOKAWA KADOKAWA富士見ビル
東京都千代田区富士見2-13-12
■入場料:無料
■募集人数:各セッション100名、入場チケット150名(予定)
■主催:ASCII STARTUP
■協賛:さくらインターネット、Intel
■出展:さくらインターネット、Intel、Cerevo、ソラコム、Qrio、kibidango、ビートロボ、MESH、JDSound、ユカイ工学、uusia、コーデセブン、PANORA、スイッチサイエンス、落し物ドットコム、ノバルス、電玉、Z-works、ニャンパス、VAIO (予定)
※プログラム内容は予定です。都合により変更となる場合があります。
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