東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は、グループ共通ポイント「JRE ポイント」をスタートしました。現状では一部を除き各地の駅ビルにて、各駅ビルのポイントカードからの切り替えおよび新規発行を受け付けています。
加盟店で100円で1ポイントが貯まり、
1ポイント1円から利用できる
JRE ポイントは、各加盟店で原則税抜き100円で1ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント1円から利用できる。現在の加盟店は、アトレ・アトレヴィ全店、ボックスヒル取手、シャポー(市川・船橋)などの駅ビル内店舗。3月1日からはテルミナ、グランデュオ全店、4月からはシャポー小岩も加わる予定です。
利用にはプラスチックカードが必要で、各加盟店で新規発行(無料)できます。また、「アトレカード」、「アトレSuicaカード」「ボックスヒルズカード」については手持ちのカードのままJRE ポイントが利用でき、「グランデュオ立川カード」「グランデュオ蒲田」「テルミナカード」を持っている方はJRE ポイントカードへの切り替えが必要です。
現時点では駅ビルポイントの共通化
今後、Suicaポイントやビューサンクスポイントとも統合
先述のとおり、現状のJRE ポイントは駅ビルポイントの共通化のみに留まっています。しかし、JRE ポイント創設の目的は「JR東日本の各ポイントサービスの共通化」となっているため、時期はまだ未定としながらもSuicaポイントクラブやビューサンクスポイントとの統合が予定されています。
また、現状ではJRE ポイントを貯めるにはプラスチックカードを所持し、利用時に提示する必要がありますが、「将来的にはSuicaポイントクラブのようなSuicaで払っただけでポイントが貯まるといった形式も検討したい」(JR東日本 松崎哲士郎氏)とのこと。
一方で、きっぷの予約や検索ができる「えきねっと」については、現状と同様のSuicaポイントクラブもしくはビューサンクスポイント(今後のJRE ポイント)へのポイント移行は行なうものの、えきねっとポイント自体のJRE ポイントへの統合は現状予定されていないようです。
今回のJRE ポイントの導入は「アトレのシステム更新にあわせる形になった」(松崎氏談)とのことで、いままでバラバラに運用してきたビューカードのシステム、Suicaポイントクラブのシステムを統合するのはまだまだ時間がかかりそうです。しかし、JR東日本の交通網は首都圏在住もしくは就労されている人にとっては生活に欠かせないインフラ。今後のブラッシュアップにより、さらに便利で使いやすくなれば、日常生活への影響は大きくなりそうです。
現在ウェブ登録者限定で総額7000万円相当のポイントがもらえる「JRE POINT スタートキャンペーン」(3月31日まで)も実施中。ぜひ、サイトなどをチェックしてみてください。
■Amazon.co.jpで購入
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります