スマホのカメラで食事を撮る機会は少なくないはず。SNSで飯テロするにあたって食事に特化したカメラアプリは破壊力を上げてくれる秘密兵器のようなものですね。
LINEの食べ物専用アプリをグルメ記者が使ってみた
LINEが食べ物の撮影に特化したフード専用カメラアプリ「Foodie」をリリースしました。
LINEのカメラアプリというと、ビューティー補正など加工機能が充実した「LINE Camera」や、自撮りに特化した「B612」が評判良いため、期待が高いです。
そこで、飯と酒が好きなアスキーのグルメ担当ナベコが使ってみました! 普段はiPhoneにデフォルトで入っているカメラアプリでバシャバシャ撮っているのですが、Foodieを使うと食べ物の写真も劇的に変わるでしょうか?
最大の特徴は、真上撮りのサポート
食べ物の撮影に特化したアプリは「miil」や「SnapDish」がありますが、どうやらこのFoodieの最大の特徴は、真上撮りをサポートしてくれる“ベストアングル機能”。
卓上の食べ物に対して、カメラの位置が0°の水平になっているかということことを教えてくれるというのです。
水平ではない状態。
水平になると、このようにフレームが黄色くなって、シャッターチャンスを教えてくれます。なおこの状態になると、黄色い部分であればどこをタップしてもシャッターを押せるので、撮影も楽ちん。
確かに、水平の写真って意外に撮りにくいので、これでキレイな真上写真が撮れて便利……。
…………ほんとに?
真上撮りってそんなに必要?
水平の位置での真上撮りってそんなに必要でしょうか? 私は仕事柄よく食べ物を撮りますが、ステーキや脂のジュワっとした料理のしずる感じを撮りたいなら、近寄って接写のほうがおいしそうと思っています。
ですが、必しも食べ物の撮影が接写ばかりが良いかというと、違いますよね。お皿も入れたこんな真上からのアングルも、皿全体の盛り付けや料理の大きさがわかって良いと思います。
撮り方のバリエーションとしてこのように真上からの撮影もできると、写真の幅が増えて良いのではないでしょうか!?
水平撮影はシーンによっては重宝できそう。
個人的な話ですが、前述したように水平の角度での撮影は意外に難しく、特にスマホを高く持ち上げて撮る場合、その時は水平だと思っていてもあとで撮ったものを見返すと、全然水平ではなくてがっかりすることがあります。そういう意味でも、水平撮影機能はけっこう便利。
真上撮影のガイドの機能はありますが、必ずしも水平の角度にしなくてはいけないわけではなくて、近めが良いなと思えば普通に接写で撮れば良し。水平機能はあれば使える特殊機能なわけなのです。
フィルターは24種類
撮影時の機能としては、ライトをつけっぱなしにできるトーチ機能が便利。また撮影時、スワイプだけでフィルターを切り替えられるので、直感的に対象物がおいしそうにみえるフィルターを選択できます。
当然、ライブラリーの写真を後から加工することも可能。加工した後は、そのままTwitterやFacebookなど各種SNSに投稿できます。
フィルターは“デリシャス”、“フレッシュ”、“さっぱり”、“エスニック”、“ザクザク”など名前が付けられています。
BQモード1は“こんがり”、BQモード2は“ジュワ”、BQモード3は“エイジング”などと付けられているのもいいですね。
色々と試してみたところ、“スイート”だと真っピンクのフィルター、“カフェ”だとモノクロふうになったりします。どちらかというと、フィルターの名前で判断するより、直感に乗っ取ってスワイプでどんどんフィルターを変更していったほうが良いと思います。
最後に、ナベコの飯ライブラリーからいくつか加工してみました。おいしそうになりましたよ~!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります