酒だ。
とにかく酒が飲みたい。
来たるバレンタインデーに向けて、世間ではチョコレート商品が増えつつあるが、酒飲みにとって重要なのはチョコレートが甘いかどうかではない。酔えるか酔えないかだ。
酒入りの酔えるチョコレート、素晴らしいじゃないか。
限定焼酎「白天宝山」がチョコレートに
本格芋焼酎である「吉兆宝山」など、西酒造の焼酎のチョコレート。
吉兆宝山、「富乃宝山」、「白天宝山」の3種を使用したアソートボックスは、Yahoo!ショッピングなどで1300円前後で販売されている。
芋焼酎のブームの立役者でもある“宝山”シリーズの中でも、特に白天宝山は限定酒のためなかなか見かけることが少ない。そんな名焼酎がチョコレートになるなんて!
甘いものより酒が好きな記者にとってはとてもそそられる。ひと粒ずつ酒の味を堪能しながら食べてみよう。
フルーティーな香りが特徴の富乃宝山は、ガナッシュチョコに練りこまれハートの形が乙女チックなショコラブランに。ハートのコーティングの内側には、富乃宝山が練りこまれたビターなチョコがあって、軽やかだ。けっこう甘い。
芋焼酎らしいどっしりしたコクが特徴の吉兆宝山は、ゴツゴツしたしトリュフに。3つの中でもっともほろ苦い味わいなのが、これ。大人の味が好みの人にオススメ。酒飲みの記者ナベコにはこれが一番刺さった。
限定酒の白天宝山は、ホワイトチョコレートでコーティングされ、まるで宝石のような様相。白天宝山は白麹でつくっているのが特徴で、キリッとした辛い味わいの中にもまろやかさがあり、焼酎ファンを魅了する味わいだ。チョコレートは、ホワイトチョコレートの濃いミルク味の中にも、焼酎のコクがあり、非常に華やかだ。
いずれも焼酎がチョコレートに練りこまれているタイプで、ウィスキーボンボンのようにお酒が水分のまま入っているわけではない。なので、酔っ払い度としてはサンカク。
ステキなのは香り。焼酎とチョコレートの相性はどうなのかという疑問があったが、意外にもぴったりと馴染んでいる。そもそも芋焼酎は芋で甘いため、チョコレートのテイストと合うのかもしれない。チョコレートの中に焼酎の香りがほんのりとあって、酔った気にさせてくれる。
やはり酒の香りがするチョコレートは最高だ。
チョコレートをお湯で割ってみた
さて、今日も寒い。寒い日には、芋焼酎のお湯割りがおいしい。今無性に、お湯割りが飲みたい。
よし、焼酎チョコレートをお湯で割ってみよう。いったいどうなるだろう。
結果、チョコレートが溶けた。
飲んでみたところ、甘い中にもかすかな焼酎の風味が。
薄いが身体が温まる。寒い日には焼酎のお湯割りならぬ、焼酎チョコのお湯割り、というのもありかもしれない。
ただ、チョコレートはやはり常温か冷蔵庫の温度くらいでパキッと食べるのがベストなのかも。お好みでどうぞ。
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやってます!
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