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「フォースを信じよ!」宙に浮くライトセーバー万年筆にため息

2016年01月12日 19時00分更新

 1月6日に、ついに「アバター」を抜いて米国興行収入歴代1位となった「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。その時点では世界では歴代4位でしたが、巨大な映画市場である中国でも公開されたので、こちらも記録を更新するかもしれません。

 ご存知のとおり、昨年からグッズもたくさん登場しているわけですが、今回ご紹介するのは究極と言ってもいいようなアイテムです。

 ネット上の「スター・ウォーズといえば?」というアンケートで、C-3POを抑えジョージ・ルーカスに次いで5位にランクインしたこともあるライトセーバーは、ミニライトや箸、原寸大トイ、プロップレプリカなど数多くの商品がラインアップされています。

 そんな中、ライターや万年筆などで有名なフランスのエス・テー・デュポンからリリースされたのがこちらの「S.T. Dupont Star Wars Ultra Exclusive Collection」。なんと空中に浮遊するライトセーバー型万年筆です!

ベイダー卿のライトセーバーを模した万年筆。ゆっくり回りつつ浮遊します

 宙に浮くライトセーバーといえば、「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」で、惑星ホスに生息するワンパの巣の天井から吊るされたルークがフォースを使ってライトセーバーを呼び寄せ、手元にライトセーバーが飛んで行くシーンがありましたが、こちらの商品はフォースではなく磁力で浮遊させています。

 専用スタンドに磁石が埋め込まれていて、ベースに固定したペンを浮かせる仕組みです。ダース・ベイダーバージョンとヨーダバージョンの2種類があり、それぞれ8個ずつしか生産されないとのこと。世界に16しか存在しない超希少なアイテムで、まるで本物のライトセーバーのようです。

 いずれもブロンズ製で銀色の部分はジュエリーでも使われるパラディウム仕上げ。ベイダー版のブレードが出る部分には、暗黒面を象徴するブレードカラーと同じ2カラットの赤いトパーズが、ヨーダ版にはジェダイマスターの証である緑色のトパーズが埋め込まれています。

ダース・ベイダーバージョンは赤、ヨーダ・バージョンは緑のトパーズが埋め込まれています。台の模様もそれぞれ、銀河帝国のものと、反乱同盟軍のマークになっています

 もちろん実際にペンとして使ってもいいのですが、どちらかというと眺めて楽しむ宝飾品に近いのかなと思います。仕上げや宝石の埋め込み、眺めていて飽きない空中浮遊スタンドといった要素からもそう感じるのですが、最も大きな理由はそのお値段。なんと台座とセットで423万円! クルマが買えてしまいそうな勢いで、使っていて落としたらと考えると……。

 でもそう思うのは庶民の感覚で、コレを買える人はそんな風には感じないのかも。これだけ多くの人に愛されている作品ですから、ポンと買える人も結構いそうな気がします。ワタシは動画を眺めるだけで我慢我慢。

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