週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ゲーム向け?いやいや、あらゆる人にオススメできますよ

イス上で暮らしたい心地よさ……最強チェア『AKRacing PRO-X』のすごいワケ

2015年12月25日 14時59分更新

快適ポイントその1:水平まで倒れるリクライニング機能が凄い!

AKRacing PRO-Xは垂直から90度までのリクライニングが可能。編集部のオフィスチェアにはリクライニング機能がないため、体を後ろに倒そうとしたハッチ先輩は悲しい結果に

 快適なリクライニングといえば、高級チェアの代名詞だ。ここは真っ先に確かめなければ、ということで、AKRacing PRO-Xと編集部にあったオフィスチェアで背もたれの角度をどこまで倒せるかを検証した。いちおう断っておくと、編集部のオフィスチェアは背もたれが多少動くものの、リクライニング機能はない。ハッチ先輩には無理を承知でぐいっと後ろに倒れてもらった。

 結果だけ先に書いてしまうと、背後に背もたれを倒せる最大角度は、編集部のオフィスチェアが約45度、AKRacing PRO-Xが約90度。編集部のオフィスチェアは背もたれの角度を固定する機能がないため、かなり無理に力をかけて倒れ込まなければならず、快適には程遠い姿勢となる。最大まで頑張った結果、ハッチ先輩は見事に椅子ごと床に転がってしまったが、椅子を壊す危険もあるため、くれぐれもマネしないことをお勧めする。

ほぼ90度リクライニングした状態。足は完全に地面から離れているが、バランスは保てている。ちなみに筆者の身長は165cmだ

 一方のAKRacing PRO-Xは、カタログスペックでは垂直から90度までのリクライニングが可能となっており、実際にほぼ90度の角度まで背もたれを倒すことが可能だった。「水平の状態で寝転ぶとバランスが心配」という人もいるかもしれないが、試してみたところ非常に安定しており、後ろに倒れてしまうようなことはなかった。

 寝転んだときのクッション性も十分に確保されており、「このまま寝たい!」という要求にも対応できるだろう。普段はヘッドレストを外しているという人も、リクライニングを倒して休憩するときは装着してみると、リラックスして休めるかもしれない。

快適ポイントその2:キャスターの機動性が抜群!

AKRacingのキャスターならデスクチェアレースにも勝てるぞ! ※画像はイメージです

 オフィスチェアを使っていると意外に気になるのが、床に接地するキャスター部分。デスクの前で居ずまいを正そうとして椅子を動かしたものの、思いのほかキャスターの動きが鈍くてイライラした経験がある人も多いだろう。

 ちなみに筆者は以前、某家具店で1万円前後の安価なデスクチェアを購入したところ、2ヵ月ほど使用した時点でキャスター5本のうち1つが壊れ、やむなく取り外さざるを得なくなった経験がある。今でも自宅で利用しているが、本来足が4本あるところを3本で支えているので、たまに椅子の上で体を傾けると椅子ごと傾いてしまい、盛大に転倒したりする。なんとも言えず悲しい気分になるので、みなさんも椅子を選ぶ際は気をつけて欲しい。

 ということで、今度はAKRacing PRO-Xと編集部のオフィスチェアのキャスター性能を比較してみた。編集部のオフィスチェアは五本足で安定感はあるものの、キャスターの動きが鈍く、とっさに動かすことができないのがネックだ。少しだけ姿勢を直したい、という時でもやや力を入れないとキャスターが回り出さないので、ストレスに感じてしまう人も多いだろう。また、キャスターが回る時にキュルキュルと音が鳴るのが気になった。

両輪キャスターはフローリングなどを傷つけにくいポリウレタン製。なめらかに動き、音もほとんどしないのが○。従来製品よりブレーキがきき、安定感が増しているとか

 AKRacing PRO-Xは両輪キャスターの追従性がよく、少しの力でも非常になめらかに動くのが特徴だ。もちろん止まる力もしっかりしており、意図せずキャスターが流れていってしまうことはない。実際に編集部内で何人かにAKRacing PRO-Xを試してもらったが、こうしたキャスターの優秀さを挙げる声は多かった。名前に“Racing”と入っているだけあり、足回りはとてもしっかりしているのである。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう