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なぜ日本でXperiaシリーズが人気なのか その歴史を紐解く

2015年11月30日 12時00分更新

指紋認証と新型カメラだけではない
「Xperia Z5シリーズ」

 これまでのXperia Zシリーズは、スマートフォンの普及期に安心して購入できる高い性能と上質さを兼ね備えたフラッグシップモデルとして販売されてきた。だが、この2015年以降は多くのユーザーにスマートフォンが行き渡ったことも影響し、国内外でスマートフォン販売台数の伸びは緩やかになりつつある。

 この状況に対する答えが、4K解像度液晶の最先端モデル「Xperia Z5 Premium」、より多くの人に向けた高性能スマホ「Xperia Z5」、日本や欧州で人気の小型モデル「Xperia Z5 Compact」というラインアップだ。

 今年のXperia Z5シリーズは、単にハイエンドのXperia Zシリーズの後継というだけでなく、スマホをある程度使いこなしたユーザーが気になる機能を中心に強化するなど、個人の利用スタイルに寄り添ったモデルとなっている。

ドコモ限定となる4K液晶の「Xperia Z5 Premium」

標準モデル「Xperia Z5」は3キャリアから登場

小型端末「Xperia Z5 Compact」はドコモのみ提供

 デザインやカラーを見ても「Xperia Z5 Premium」の鏡面パネルを採用した尖ったデザインに対し、「Xperia Z5」はフロストガラスによる落ち着いた光沢を採用するなど、同じハイエンドモデルでもキャラクターが大幅に異なるのがわかるだろう。画面サイズの異なる3モデルを展開することで、ネット動画や電子書籍の視聴を重視する人から、携帯性や実用重視の人向けまで幅広い選択肢も用意できた。

 指紋認証センサー搭載も単に流行というわけではなく、これまでスマホを使い続けてきた人が気になってくるセキュリティ機能の強化というべきだろう。

「Z5」の背面はサラサラしたフロスト加工

Xperiaシリーズで初めて指紋認証を搭載

 このほか「Xperia Z5」シリーズは、通勤通学や長期の渡航に便利なハイレゾ再生やノイズキャンセリングの機能の強化、撮影重視の人にはカメラのオートフォーカス速度も強化した2300万画素カメラなど、さまざまな人の要望に応える細かな機能がしっかりと強化された。

 Xperia Z5は「とりあえずこれを買っておけばいい定番モデル」から、「今からスマホを買い換えるならこの機能が欲しい」と指名したくなるスマホに進化した、成熟市場に対応する今ドキのフラッグシップモデルといえる。

ライバルは「iPhone 6s」シリーズ
機能強化でシェア奪還なるか

 国内で高いシェアを誇る「iPhone 6s」シリーズと比較しても、「Xperia Z5」シリーズは以前から優位性のある大画面と高い解像度や防水・防じん設計に加えて、指紋認証センサーも新たに搭載。フルセグやおサイフケータイにも対応しており、機能の多さではかなり優れているといっていいだろう。

 カメラの4Kムービー対応もiPhoneは「6s」シリーズで追いついてきたが、「Xperia Z5」シリーズでは強力な手ぶれ補正で4Kの映像品質をより進化させてきた。また、「Xperia Z5」の音楽プレーヤーは、ハイレゾ音源やノイズキャンセリングに加えて、大容量のマイクロSDXCカードで多くの楽曲を持ち歩けることも忘れてはならない。スマホ慣れした人こそ、実はiPhoneよりXperiaのほうが向いているということは多いはずだ。

 2回目と3回目の記事では、シリーズの中心となるXperia Z5とXperia Z5 Compactの魅力や機能に加えて、iPhoneと比べてどれだけ便利に使えるのかといった疑問点についてもより深く迫っていく。


訂正とお詫び:初出時、記事中の製品名に誤りがありました。「Xperia mini S51SE」は正しくは「Sony Ericsson mini S51SE(海外モデル名Xperia mini)」です。お詫びして訂正いたします。(2015年12月1日)


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