週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

女泣かせな法人向けサービス「イケメソ宅泣便」は福利厚生としてアリか

2015年11月19日 21時00分更新

女泣かせがオフィスに来てくれるぞ!

 『イケメソ宅泣便』をご存知でしょうか? イケメンじゃありません。イケめそです。

 ストレス発散のために涙を流す“涙活”というものがあるのですが、涙活の延長線上で、オフィスにイケメンがやってきてくれて泣ける空間を提供してくる法人限定の出張サービスが、『イケメソ宅泣便』なのです。

 すなわち“涙”の宅配サービスですね。

 なにそれ、そんなサービスあるの? と、最近は涙も枯れ果てカサカサのアラサー記者ナベコが『イケメソ宅泣便』を体験してみることにしました。泣かせられるもんなら泣かしてみな!

本当に泣ける?涙腺が乾ききった編集部員が体験

 『イケメソ宅泣便』は、涙活イベントを運営する株式会社たきびファクトリーが提供しており、具体的なサービス内容は、イケメンの“イケメソ”が派遣され、泣ける動画を一緒に見てくれるというもの。頬に伝う涙をハンカチでぬぐう“頬ポン”も、サービスに含まれます。

 この日来てくれたのは“昭和顔大人イケメソ男子”。落ち着いた雰囲気でキリッとしたまなざしが、渋くてステキです。

 宅泣便が用意してくれる動画は約30分。今回、人前で泣くのは大っ嫌いな私ナベコと、日々デジタル機器に触れ過ぎて人間の心がなくなってきているんじゃないかと噂されるゆうこばで、じっと拝見させていただきました。

真ん中にいるわたくしナベコの涙のツボは『タッチ』の新田由加。右のゆうこばは「雑誌入稿日前日に担当ページが増えたときは泣きそうになりました」とのこと。

 動画は、家族の思いやりエピソードや死別にまつわる短い内容のものが、複数つなぎあわさっています。

 静かな会議室に感傷的な音楽が動画から流れ、イケメソのお兄さんとゆうこばと私で、沈黙……。

これ私(真ん中)はちょっと笑っていますね。

 「なんで会議室でしんみりした動画を見ているんだろう……」

 正直、普段仕事の話しかしない同僚と、センチメンタルな動画が流れる空間に一緒にいることに「なにこれ感」がいなめなく、スタート時はこみ上げてくる笑いを抑えるのに必死でした。

 ですが、徐々に動画の世界に入り込み……。

私(真ん中)もゆうこば(右)も徐々に真顔に。

 ウルウルきたのが家庭の中のお父さんが亡くなって、天から見守るという内容の動画。家族ものはヤバイ、ヤバイぞ、と思っている間に。

 涙がほろり。

 いやだぁ。人前で泣きたくなんてなかったのに。

【泣いた記者にイケメソが●●してくれた。次ページ】

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事