みずほ銀行が本日10月15日に、『LINEでかんたん残高照会』のスタートを正式にリリースした。LINEのトーク画面に専用スタンプを送れば、残高照会や入出金明細の照会ができるサービスだ。
サービスの登録すればスタンプのみでやり取り可能
『LINEでかんたん残高照会』を利用するには、みずほ銀行のLINE公式アカウントとまずは友だちになること。みずほ銀行の口座を持っていることことが前提となる。
みずほ銀行とのトーク画面で、メニューから“登録”を選択すると、“インターネット残高照会サービス”、および“LINEでかんたん残高照会サービス”を登録するURLが送られてくる。“インターネット残高照会サービス”には、店番号、口座番号、名前・生年月日、キャッシュカード暗証番号、通帳最終残高、といった情報が必要だ。あらかじめ、“インターネット残高照会サービス”を登録している人は、手続きをスキップできる。
サービス登録後、みずほ銀行のキャラクターが描かれた専用スタンプ『ハリ田みず吉の教えて!スタンプセット』のダウンロードに進める。
スタンプをダウンロードしたら、トーク画面上でスタンプを送信するだけで「残高」、「入出金明細」の照会結果が通知される。トーク画面上にスタンプではなく「残高」、「明細」と文言を送信しても、同じ通知が届く。
利用停止や、ログインパスワードの変更は、みずほ銀行のWEBサービスから可能だ。
LINEでの残高通知は危険か?
みずほ銀行のLINEサービスについて、スタート以前から「LINEのアカウントが乗っ取られたらどうなるのか」といった心配点がささやかれていた。LINEスタンプだけで銀行とやりとりできるあまりの手軽さに、不安を抱くスキがあるのだろう。
実際に安全面はどうだろう?
一時期は問題視されたLINEの乗っ取りも、LINE側がセキュリティーの施策を重ねて行なったことで、現在はあまりきかれなくなっている。みずほ銀行では、LINEのPINコードの設定、他端末からのログイン許可をオフにする等、ユーザーが細心の注意を払うことを促している。
インターネットを介するサービスに100%の安全はない。利用者は便利ということにかまけるのではなく、できる限りのセキュリティー策を抑えておくべきだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります