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眼電位センサー、6軸センサー搭載のJINSメガネがついに11月5日発売

ウェアラブル眼鏡『JINS MEME』ランナー向けモデルは約2万円

2015年10月14日 20時51分更新

かつてない“質”を意識したランニングをサポートする“ES”

 フィットネス向けの『JINS MEME MT』の専用アプリは、ランナーをサポートする『JINS MEME RUN』。

『JINS MEME MT』。重量は45g。プラス2160円で度なしクリアレンズに変更可能。度付きレンズには対応しない。

フレームがしっかりしていて、ランナーにもしっかりフィットする。

 『JINS MEME RUN』は、6軸のセンサーによって“フォームの変化”、“ペースの変化を”測定する。アプリには、ランニング中のバランスを頭上からのアングルで可視化。バランスが崩れると目標範囲からはみ出た部分である“ブレイクポイント”が表示される。この“ブレイクポイント”を克服するための身体の弱点も提示され、ランニングを改善する具体的なトレーニングに結びつける。

 翌年1月には、体幹レベルを判定しトレーニングをサポートするアプリ『JINS MEME CORE』もリリース予定。

ランニングフォームが乱れると“ブレイクポイント”が表示される。身体の弱点の部分も指摘する。

 発表会では、6軸センサーがもたらすフィットネス分野への可能性について、慶應義塾大学 スポーツ医学研究センター 準教授である橋本健史氏が、「様々なフィットネスアプリはあるけれど、カロリーや走行距離など“量”に着目したものがほとんど。JINS MEMEのすごいところは、フォームの改善に着目し、“質”のトレーニングを提唱したところ。不安定なランニングはケガにつたわる。量から質のトレーニングへ、新時代の到来」と語った。

ランニングデータのログもとれる。“質”を意識した日々のランニング成果が可視化される。

『JINS MEME MT』。顔へのフィット感が素晴らしい。

『JINS MEME』の専門店がオープン

 JINSでは、11月5日の『JINS MEME ES』、『JINS MEME MT』2商品の発売に合わせて、明治通り沿いにある原宿店を『JINS MEME Flagship Store 原宿』としてJINS MEME専用ストアにリニューアル。開発者向けのデベロッパーズスタンドも設置し、自由なアプリケーションの開発を促す。

ジェイアイエヌ代表取締役社長 田中仁氏。「販売台数の予測についてはまるっきりわからない。魅力を感じてもらえないとしたら、さらに努力して、購入してもらえるような製品に仕上げていきたい」と語った。

『JINS MEME ES』
  価格:4万2120円
 (+2160円で度付きレンズに変更可能)
『JINS MEME MT』
  価格:2万520円
 (+2160円で度なしクリアレンズに変更可能)

・発売日:11月5日
・店舗:全国のJINSショップのうち38店舗、オンラインショップ

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