2020年01月20日18時40分

ハイエンドストリーミングウォークマンは有線、無線どちらで聴くべきか?

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 前回の記事でお伝えしたとおり、ハイエンドストリーミングウォークマン「NW-ZX507」を購入したのですが、当初悩んでいたのが有線、無線のどちらで使うべきかということ。もちろん有線のほうが音はよく、無線のほうが身軽だということはわかっているわけですが、音にどのぐらい差があるかによってどちらを選ぶか変わってきます。

 というわけで今回は、モニターヘッドフォン「MDR-M1ST」とバランス接続ヘッドフォンケーブル「MUC-S12SB1」による有線接続、ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM3」で聴き比べてみました。

左が「MDR-M1ST」(実売価格3万1000円前後)と「MUC-S12SB1」(実売価格2万円前後)、右が「WH-1000XM3」(実売価格3万7000円前後)

 まずは、標準音楽プレーヤー「W.ミュージックアプリ」で、「e-onkyo music」で購入した相対性理論の「天地創造SOS」(FLAC形式 96KHz/24bit)を聴き比べてみましたが、明らかな違いがありました。ヘッドフォンのコンセプト自体が異なるので単純な比較はできませんが、有線接続(MDR-M1ST&MUC-S12SB1)のほうが解像感が高く、それぞれの音の微妙な揺らぎさえ感じられます。一方、無線接続(WH-1000XM3)では、有線接続と比較してしまうと幕を1枚挟んだかのようにボケて聞こえてきますね。

 次にストリーミングミュージックプレーヤー「Amazon Music」で、宇多田ヒカルの「Automatic」(48KHz/16bit)を聴き比べてみましたが、有線接続と無線接続の音質の差はかなり縮まります。今回の「Automatic」はAmazon Music HDに96KHz/24bitで配信されていますが、NW-ZX507で再生する際には端末の仕様上の制限で48KHz/16bitにダウンコンバートされてしまいます。つまりAmazon Musicでは音源の情報量が減るため、有線と無線の差が出にくくなったわけです。

「W.ミュージックアプリ」では音源そのままのサンプリング周波数、ビット数で再生されます
NW-ZX507は端末の仕様上の制限で、ハイレゾ音源も48KHz/16bitにダウンコンバートされてしまいます

 結論としては、ストリーミング音楽サービスのみを楽しむなら無線でもよいですが、端末内のハイレゾ音楽を最高品質で聴くためにやはり有線接続にこだわりたいですね。なお、ソニー製品だけでもバランス接続できるヘッドフォンは複数存在しますし、それぞれで音作りのコンセプトは異なります。購入する際には専門店などで試聴することをオススメいたします。

MDR-M1STは業務使用を目的としたプロ仕様の製品です。無償修理期間が存在せず、すべて有償修理となりますのでご注意ください

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