2019年11月05日09時00分

インスタでLINEのQRコードをさらす 何でも出会いに使う10代

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 コミュニケーションがともなうスマホアプリは多い。異性に関心が高い10代は、どのようなアプリでも出会いにつなげる傾向にあるようだ。

 10代とコミュニケーションしていると、相手が女性とわかると、「何歳?」「遊ぼうよ」などとメッセージが来るという話は多く聞く。積極的にさまざまなアプリで出会っている10代の実態について解説したい。

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LINEだけでなく InstagramでもLINEのQRコードを公開しているユーザーがいる

Twitter・インスタでLINEのQRコード公開

 18歳未満のLINEユーザーは、ID検索機能が制限されているが、その代わりにスマホで読み込むことで友だち追加ができるQRコードを活用している。10代は、ネット上の知り合いや知らない相手も気軽に友だちに追加する傾向がある。

 Twitterで「LINE交換」や「LINE友だち募集」などで調べると、そのようなユーザーが多数見つかる状態だ。名前を「●●@LINE友だち募集中」などの名前にしているユーザーや、「#LINE友だち募集」などのハッシュタグなどをつけてQRコードを公開していたり、「LINE交換する人はDMよろしく」などとツイートしている。

 Instagramでも同様で、「#LINE交換」などのハッシュタグで検索すると、多数のQRコードが見つかる。

 TwitterやInstagramでQRコードを公開すると、言うまでもなく誰でも友だちに追加できてしまう。LINEで友だちになると通話やメッセージなどもできてしまい、かなりリスキーな行動と言えるだろう。

ゲームやフリマアプリでも「会おうよ」

 どんなアプリでも、コミュニケーション機能を持つものでは、出会いに用いる10代が少なくない。たとえば、ゲームアプリで一緒にプレイする相手をTwitterなどで募集する例は多いが、「正直出会いを期待している」と言い切る10代ユーザーも多い。

 フォートナイトの場合は「#フォートナイト募集」「#フォートナイトフレンド募集」というように、ゲーム名で募集をかけているようだ。女性ユーザーをフレンドに追加して親しくなった後、会いたいという話を持ち出すという。

 ある女子大生から、「メルカリで交渉成立後、出会いを求めるメッセージをもらった」という話を聞いた。出品物から同じ10代と判断したようで、「年齢も近いし住んでいるところも近いから会おうよ」というメッセージが頻繁にきたという。ブロック、通報などをしたが、「匿名で住所を隠して取引できると知らなかった。住所と名前がわかってしまったから心配」と怖がっていた。

 どのようなアプリでも出会いに使おうとするユーザーは少なくない。中には危険なユーザーも混じっており、リスキーなので、個人情報の取り扱いには気をつけて、見知らぬ人と安易につながらないように注意したい。


著者紹介:高橋暁子

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 ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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