2018年12月18日11時00分

Core i9-9900K&RTX 20シリーズでVIVE Proの動作状況を徹底検証

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VRの見え方はアプリケーション解像度によって変わる

 検証を始める前に、VIVE Proの内部解像度についても触れておきたい。SteamVRは内蔵液晶の物理解像度とは別の解像度でレンダリングし、出力時にスケーリングする仕組みになっている。

 この“別の解像度”とは、VRヘッドセットとGPUの組み合わせで自動的に決まる「アプリケーション解像度」と、ユーザーが指定できる“SuperSampling”、あるいは“SS”と呼ばれる値の乗算で決定される。GTX 1070の場合、デフォルトのアプリケーション解像度は物理解像度の74%となり、物理解像度よりも低い解像度でレンダリングされてから出力されるため映像のクオリティーが犠牲になる。

 一方、現在最速のRTX 2080 Tiの場合194%となり、物理解像度より精彩にレンダリングしてから出力されるため、より解像感の高い映像が得られる。SSの値はこのアプリケーション解像度を、さらに上あるいは下方向へ修正するものだ。SS値100ならアプリケーション解像度の値そのまま、SS値50ならアプリケーション解像度の値の半分、SS値200なら2倍……となる。

 そこで今回はアプリケーション設定を手動で100%に設定、SSは100/200/400の3パターンで違いを見ることにした。SS値400だとさすがに盛りすぎな感もあるが、各GPUがどれだけ粘れるか知りたいので計測してみた。

VIVEPro
SteamVRの“アプリケーション解像度”は、GPUパワーによって調整される。性能の低いGPUを組み合わせてもなんとか動くようにする仕組みだが、今回は推奨値を使わず100%に固定した。図はRTX 2080 Tiのデフォルト設定
アプリケーション解像度(推奨値)
RTX 2080 Ti194%
RTX 2080160%
RTX 2070118%
GTX 107074%

 上の表は今回テストしたGPUと、デフォルトのアプリケーション解像度の関係。高性能なGPUほど高精細にレンダリングしてから出力する。

VIVEPro
GPUごとに自動判定されるアプリケーション解像度とは別に、ユーザーが手動で調整できるのが巷で“SS”と呼ばれているこの数値。内部でレンダリングされる映像の解像度(ドット数)は、アプリケーション解像度とこの数値を掛け合わせたものとなる

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