2012年07月04日18時00分

今夏正式サービスのブラウザーゲーム 『ラングリッサー・トライソード』開発者を直撃インタビュー!

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 1991年に日本コンピュータシステムのブランド『メサイヤ』から一作目が発売された名作シミュレーションゲーム『ラングリッサー』が、2012年夏に多人数参加型ブラウザーゲーム『ラングリッサー・トライソード』として登場! 開発・運営を行なうのは、これまでに数々のオンラインゲームを送り出しているガマニアデジタルエンターテインメント。6月にデバックテストが行なわれ、正式サービスが待ち遠しい本作の開発を担当する、古川氏と梅本氏を直撃インタビュー。

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↑商品開発部プロデューサー古川浩史氏(左)とオンライン事業本部ディレクター梅本清一氏(右)

『ラングリッサー・トライソード』

 『ラングリッサー・トライソード』は、オリジナル版の『ラングリッサー』をブラウザーゲーム用にリファインさせたシミュレーションゲーム。インストール不要で、ウェブブラウザーで誰でも気軽に遊べるのが特徴だ。オリジナル版で好評だった、『ラングリッサー』の“指揮官”や“傭兵”、“ユニットの相性による3すくみ”といった要素はそのままに、ブラウザーゲームならではの大幅な改良が施されている。開発に至った経緯や、ブラウザーゲームならではの楽しみ方など、本作の魅力を伺ってきた。

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↑他のプレイヤーと協力して覇権争いを行なえるのも、ブラウザーゲームならではの楽しみ。

――『ラングリッサー・トライソード』が、原作の『ラングリッサー』と異なる部分は?

梅本氏:“指揮官”を育てて戦うタクティカルバトルゲームであるのは同じなのですが、『ラングリッサー・トライソード』は多人数で楽しめるブラウザーゲームならではのゲームに仕上げています。すべてのプレイヤーはゲーム開始時に選べる3つの勢力のいずれかに所属し、敵対する他の勢力と覇権争いを行なっていきます。

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↑各勢力が収めているエリアがわかる戦略マップ画面。すべてのプレイヤーは、これらの拠点を取り合う

――多人数で遊ぶオンラインゲームならではですね

梅本氏:はい。戦闘を有利に進めるには資源が不可欠です。いわゆる“村ゲー”型のブラウザーゲームでは、自分の村を発展させて資源を蓄え、それで得た財力で兵隊を生産します。ですが『ラングリッサー・トライソード』は、村を発展させるパートをシンプルにして、その代わりにバトルを重点的に遊んでもらえるようにしました。

古川氏:『ラングリッサー・トライソード』でも傭兵を雇うには“鉱石”と“木”、“馬”などの資源が必要ですが、本作は“生産デッキ”に資源カードを配置して資源を収集するシステムになっています。通常は生産カードを9枚選び、場に配置しておくだけで時間の経過と共に資源が集まってきます。配置するカードの種類と枚数に応じて収集できる資源の種類と量も変わります。

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↑各プレイヤーの本拠地では、資源収集やクエスト攻略、アイテムの売買が可能

――それで、集めた資源を使って傭兵を雇う?

梅本氏:そのとおりです。そして『ラングリッサー・トライソード』の世界は、“女神の刻”と“龍の刻”と呼ばれる状態が一定期間ごとに切り替わります。わかりやすく説明すると、女神の刻は指揮官を育成する期間、龍の刻は他国と戦争を行なう期間となり、現状、3日ごとに切り替わります。

古川氏:女神の刻はオリジナル版のバトルシステムのようなユニットを動かしNPCと戦う“タクティカルバトル”を楽しんでいただき、龍の刻は他のプレイヤーと戦う“レギオンバトル”に参加していただきます。レギオンバトルはターン制のシミュレーションではなく、お互いのレギオン(軍団)の相性で勝敗が決まるシステムなので、一瞬で決着がつきます。2つの期間を明確に分けたのは、戦争するタイミングを絞ることでプレイヤーどうしのマッチングが集中し、領土争いが盛り上がるからです。女神の刻の間も、仲間内で相談しながら生産する傭兵を考えるなど、次の戦争に向けての戦略で盛り上がってほしいと思います。

梅本氏:指揮官の育成と領土争いの戦争のどちらかに集中して遊んでいただくこともできますしね。

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↑女神の刻に行なうタクティカルバトル。原作の『ラングリッサー』のバトルシステムに近い。最大5名の指揮官をユニットとして指揮す

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↑龍の刻に行なうレギオンバトル。配属させた指揮官と、それぞれが率いる傭兵たちで戦う

――新しいゲーム要素も多いですね?

梅本氏:原作をそのまま移植するのではなく、名作ラングリッサーを現代風にリファインするのが開発当時から今も掲げている目標です。原作のファンは30~40代だと思いますが、我々の顧客は20代のプレイヤーも多いです。そのため、原作ファンは当然として、原作を知らない若い方々にも遊んでほしかったのです。でも、オリジナル版で好評だった戦略性の奥深さは損なっていません。ガマニアのゲームはかわいいタイプのゲームもありますが、本作はガチの戦略ゲームです!

古川氏:見た目は大きく変わっていますが、世界観やゲームシステムの“核”となる部分はオリジナル版の要素を踏襲しています。原作ファンの方も、現代風になった『ラングリッサー』として本作を楽しんでいただければと思います。

クリス ラーナ リアナ
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エルウィン ディハルト レディン
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↑現代風にアレンジされた美麗なキャラクターたち

――『ラングリッサー・トライソード』ならではのポイントは?

古川氏:『ラングリッサー・トライソード』では、一度の勢力争いは約3~4ヵ月で勝敗がつくように設計しています。

――えっ!? リセットされるんですか?

梅本氏:物語が一旦終わる、というような感じをイメージが近いかもしれません。ただ、リセットされると言っても、まったくゼロの状態になるわけではありません。各プレイヤーが集めた指揮官を持ち越せるようなシステムを考えています。

古川氏:すべての指揮官を育成したままの状態で持ち越せるようにしてしまうと、熟練プレイヤーと初心者プレイヤーの戦力差が埋まらず、新規ユーザーは、遊びにくくなってしまいます。せっかくのブラウザーゲームなので、誰でも気軽に、好きなタイミングで遊べるようなシステムをいくつか考えています。

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それぞれの指揮官を育成すると、能力が上がっていく。能力値は3~4ヵ月ごとのサーバーリセットのタイミングで初期化される予定だ。

――3~4ヵ月の期間、すべてのプレイヤーが目標とするのは、領土の覇権争いに勝利することですか?

古川氏:本作は領土の広さを競うゲームではありません。マップ内のどこかに眠る“ラングリッサー”を探すのが当面の目的となります。通常の対戦型のゲームはゲーム終盤になると戦況が固まってしまい逆転が難しくなってしまいますが、『ラングリッサー・トライソード』は領土の面積ではなく、ラングリッサーの入手が“キー”となり、手に入れることでどの国でも勝利する可能性があるように調整しています。ラングリッサーの発見後も、その争奪戦が続きますので、サーバーがリセットされる最後の瞬間まで、激しい混戦状態が続くシステムになっています。

梅本氏:またラングリッサーを巡る大規模な争奪戦以外にも、いくつもの個人目標を用意しています。個人目標の達成でも新しい指揮官を入手するための報酬が得られますので、国の強さに関係なく個人の頑張りで自分のレギオン(軍団)を強化できます。課金をするとすぐに強力な指揮官を入手できますが、無課金でも戦争を頑張りさえすれば、それほど性能に差がない有能な指揮官を得られるゲームバランスにしています。

古川氏:指揮官の強さを表すレアリティーで例えると、無課金で得られる指揮官は“ノーマル”から“レア+”までで、課金で得られるのは“レア”以上。なので、無課金でも“レア+”の魅力的な指揮官を揃えられます。

梅本氏:魅力と言えば、一部の指揮官はフラッシュアニメーションを用意しているので、画面内で動きだす特別な指揮官もいます! 原作に登場したキャラクターも現代風にアレンジして登場しますので、オリジナルを遊んだことのある人たちには、「おっ!」と思っていただけるんじゃないかなと期待しています。新規に描き下ろした指揮官たちも、セクシー系、かわいい系など、いろいろ用意していますのでジックリと見てください。

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一部の指揮官はフラッシュアニメーションになっているという。こちらは、指揮官のひとり“ブリジット”

――では『ラングリッサー・トライソード』の今後の予定とメッセージを。

梅本氏:6月のデバックテストを経て、7月6日(金)15:00からプレオープンベータテストとして開始します。これは、課金システムが入っていませんが、それ以外はほぼ正式サービスと同じ内容となっています。この結果を見てから、オープンベータテストを実施し、これらのテストが問題なく進んだ場合、早い段階で正式サービスが開始できると思います。

古川氏:ブラウザーゲームなので、序盤はサクサク進めるようなバランスに作ってあります。また他のプレイヤーとの戦闘でも、同じ強さのプレイヤーとマッチングするようになっているので、初心者でも上級者でも満足して遊んでいただけます。この点はオンラインゲームならではの強みだと思います。原作のファンも、原作を知らない人も、タクティカルRPGが好きな人は、ぜひ一度遊んでみてください!

■ガマニアデジタルエンターテインメント
■動作環境
ブラウザー:IE8、IE9とFirefox 13以降
■必須環境
Flash11以降
■関連サイト
 『ラングリッサー・トライソード』公式サイト
■基本プレー無料(一部アイテム有料)
(C)NCS/extreme(C)2012 Gamania Digital Entertainment Co., Ltd.

※画面はすべて開発中のものです。

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