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ホンダコレクションホールがリニューアル! 自転車から飛行機までホンダの歴史が濃縮!

2024年04月27日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

新しい価値を創造していった時代
【3階南棟-1985年前後~2000年前後-】

ホンダ

1985年前後~2000年前後を見てみましょう

 フロアーを上がって3階に。今度は1985年から2000年あたりの15年間に登場したプロダクトをみていきましょう。

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レジェンド

 まずはレジェンド。Honda初の3ナンバーサイズセダンにして、これまたHonda初のV型6気筒エンジンを搭載したフラグシップとして1985年に誕生しました。本田宗一郎さんの愛車だったそうです。

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アコードエアロデッキ

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エアロデッキ部分

 リトラクタブル・ヘッドライトを採用し、スポーティーなエクステリアで人気を博した3代目アコード。その中で話題を集めたのが、ワゴンタイプのエアロデッキでした。後部をグラスルーフにするという今までにないデザインは、ワゴン車ブームの先駆けとなりました。

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左からNSR250R、VFR750R、XRV650アフリカツイン

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CBR900RR

 バイクはレーサーレプリカと呼ばれるスポーツ系が人気を集めた時代。NSR250R、VFR750R、そしてスーパースポーツのCBR900RR「ファイアーブレード」は若者たちにとって垂涎の1台でした。また、アフリカツインもこの時代に誕生。

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NR750

 1992年、WGPに挑戦したNR500で採用した楕円ピストンを、市販車に落とし込んだNRが誕生。当時の750cc市販車の最高速度を樹立するなど、高い性能を誇りました。

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NSX-R

 この頃は四輪からもスーパースポーツが登場しました。1989年、「世界最高峰の技術を投入したハイパフォーマンススポーツ」を目標理念として、世界初のオールアルミモノコックボディーを採用したNSXが誕生。92年にはストイックなNSX-Rが誕生しました。

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国内モータースポーツ参戦車両

 NSXが発売された頃、HondaはF1を席巻。国内レースでもJTCグループA、JTCC、SUPER GT(当時は全日本GT選手権)に参戦していました。

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NSX(ル・マン24時間耐久レース仕様車)

 1995年にはル・マン24時間耐久レースに参戦。高橋国光/土屋圭市/飯田 章が乗る100号車が日本車初のGT2クラス優勝を飾りました。

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ステップワゴン、CR-V、オデッセイ

 スポーツカーに目を向けがちですが、この時代は新しいスタイルのクルマ「ミニバン」が人気を集めていきます。また、SUVが登場しはじめたのもこの時代でしょうか。

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ズーマーなどのバイクも誕生した

 バイクも新スタイルのモデルが続々登場。ズーマーは人気を集めていました

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シビックTYPE R(左)、インテグラTYPE R(右)

 NSX-Rの血統は市販モデルにも。1995年にはインテグラTYPE R、97年にはシビックTYPE Rが誕生し、若者のココロをガッチリキャッチしました。

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S2000

 1998年には、創立50周年記念企画としてS2000を発表。1999年4月から販売を開始しました。オープンカーでありながらスポーツカーの運動性能を実現。2L 直4エンジンは250PSを発生しました。

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