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JN-MD-OLED156UHDR-Tをレビュー

15.6型4K有機ELのタッチ対応モバイルディスプレーと16型IPSのWQXGAモデル、どちらを買うべきか

2024年04月20日 10時00分更新

文● ジサトライッペイ 編集●ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

まとめ:画質で選ぶなら4K有機ELは最高の選択肢
    視認性と没入感なら16型IPSのWQXGAモデルに1票

 JN-MD-OLED156UHDR-Tを使ってみると、やはりJN-MD-IPS16WQXGARよりも画質が高く、さすが4K有機ELといった感じです。なにより色が良いんですよ。写真を確認したり、動画を観るならJN-MD-OLED156UHDR-Tがオススメです。アスペクト比も16:9なので、違和感を感じないでしょう。

 とはいえ、そもそもなんで僕がモバイルディスプレーを探していたかと言えば、寄る年波による視覚機能の低下が理由です。正直、16型フレームレスで視認性も没入感も高いJN-MD-IPS16WQXGARのほうが、僕には合っているように感じました。ゆえに、仕事の生産性を上げたい高齢の方ならJN-MD-IPS16WQXGAR、画質重視の人はJN-MD-OLED156UHDR-Tかなと。

 タッチパネルは感度が弱いということもなく、普通に使えました。ただし、スマートケースの溝にひっかける本体部分にストッパーがないので、触る時はずれないように多少気をつかいました。この点はゴム足があるJN-MD-OLED156UHDR-Tに軍配があがります。

 なお、どちらもVESAマウント(75×75mm)に対応しているので、家ではワンタッチで着脱できるディスプレーアームを使えば、サクッと二刀流できる点は共通しています。省スペースでも生産性を上げたい人なら、ぜひアームを導入して二刀流で運用してほしいです。めちゃくちゃ便利なので。

15.6型4K有機ELのタッチ対応モバイルディスプレーと16型IPSのWQXGAモデル、どちらを買うべきか

VESAマウントは75×75mmをサポート

15.6型4K有機ELのタッチ対応モバイルディスプレーと16型IPSのWQXGAモデル、どちらを買うべきか

オススメはJAPANNEXTのクランプ式4軸ディスプレーアーム「JN-GM312DV」(直販価格5480円)との組み合わせ

 なお、サイズや重量に関してはリュックに入れてしまえば、あまり気にならない差でした。まあ、「モバイルディスプレー」を謳っている時点で、そこは迷いどころになりづらいですが……。画質重視のJN-MD-OLED156UHDR-T、視覚機能が低下した人の生産性とコスパ重視のJN-MD-IPS16WQXGAR。

 あなたらどちらを選びますか?

JN-MD-OLED156UHDR-Tの主なスペック
パネル 15.6型有機EL(非光沢、10点マルチタッチ)
解像度
(アスペクト比)
3840×2160ドット(16:9)
表示色 10.7億色(adobeRGB:94%、/DCI-P3:100%)
輝度 350cd/m2
コントラスト比 10万:1
視野角 170度(水平)/170度(垂直)
リフレッシュレート 最大60Hz
応答速度 1ms
インターフェース mini HDMI(HDMI 1.4)、USB Type-C×2、micro USB、オーディオ出力ほか
スピーカー 1.5W×2
チルト -
高さ調節 -
スイーベル -
ピボット -
サイズ/重量 約367(W)×11(D)×225(H)mm/約900g(スマートケースを除く)
その他 HDR10、VESAマウント(75×75mm)
直販価格 6万1980円

 ちなみに、兄弟モデルにタッチ機能を省いた「JN-MD-OLED156UHDR」(直販価格5万9980円)もありますが、価格差は2000円。ネットショップなどの実売価格でも、JN-MD-OLED156UHDR-Tが5万6400円前後、JN-MD-OLED156UHDRが5万4600円前後と、その差は1800円ぐらい。この程度の価格差ならタッチモデルのほうがお得だと思いやす。

15.6型4K有機ELのタッチ対応モバイルディスプレーと16型IPSのWQXGAモデル、どちらを買うべきか

JAPANNEXTの15.6型4K有機ELモバイルディスプレー「JN-MD-OLED156UHDR」。直販価格は5万9980円

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