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新型PlayStation 5と旧型との細部を写真でチェック

2023年11月13日 09時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

M.2ストレージも従来通り拡張可能

 PS5は旧型でもストレージが拡張できたが、新型でも拡張できる。右の上側のカバーを開けば拡張ストレージのスロットにアクセスできる。

PlayStation 5

右の上側のカバーを前述した下側と同じく手前に引きながら取り外す

PlayStation 5

ネジ止めされたカバーを取り外すと、M.2スロットにアクセスできる。5種類のネジ止め穴が開いていて、Type-22110(110mm)から、PCでよく使われるType-2280(80mm)、Type-2230(30mm)までに対応しているのは従来どおり。ただし、SSDを置く面にTypeを示す数字がなくなった変わりに、アルミ製に変更されている。やや放熱性に優れるようになったかが気になるところ

PlayStation 5

旧型のスロット。やや形状が変わっているのが分かる

サイズダウンは魅力、まだPS5を持ってない人にはオススメ

 以上で簡単ではあるが、新型PS5の紹介を終了したい。新型PS5は後述するスペックのとおり、サイズとストレージ容量、フロントインターフェースのUSBポートが1つ形状が変更(合わせてコントローラーを接続するケーブルが、Type-A to Type-CケーブルからType-C to Type-Cケーブルに変わっている)されていること以外、スペック上に違いはない。

「PlayStation 5」の主なスペック
CPU 新型PS5ドライブ付き(型番:CFI-2000A01) 旧型PS5ドライブ付き(型番:CFI-1200A01)
GPU x86-64-AMD Ryzen “Zen 2”
(8コア/16スレッド、最大3.5GHz)
GPU AMD Radeon
(RDNA 2、最大2.23GHz)
メモリー 16GB(GDDR6)
ストレージ 1TB(5.5GB/s) 825GB(5.5GB/s)
インターフェース USB Type-C(Super-Speed 10Gbps)、USB Type-C(Hi-Speed)、USB Type-A(Super-Speed 10Gbps)×2、ギガビットLAN USB Type-C(Super-Speed 10Gbps)、USB Type-A(Hi-Speed)、USB Type-A(Super-Speed 10Gbps)×2、ギガビットLAN
無線機能 Wi-Fi 6
(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1)
ディスクドライブ Ultra HD Blu-ray(各ディスク最大容量100GB)
ディスプレー出力 HDMI2.1
サイズ/重量 約358(W)×216(D)×96(H)mm/約3.2kg 約390(W)×260(D)×104(H)mm/約4.5kg

 あまり時間がかけられなかったので、性能比較はできていないが、おそらく大きな性能に違いはないだろう。ディスクドライブの静音性やシステムには、旧型とも大差ないように思えた。

 変わっているとしたら、サイズダウンしたことによる本体の発熱と、若干素材が変わった拡張ストレージのスロットの放熱性くらいだが、その点は今後の拡張ストレージ検証などで確認して欲しい。

 しかしながら、新型だけを見ると分かりづらいが、旧型と比較するとそのサイズ差は割と大きい。旧型では入らなかったAVスタンドにも収まる、といった人もいるだろう。

 ただし、為替の影響もあってか価格がやはりネック。とはいえ、旧型のディスクドライブモデルも記事執筆時点では5~6万円台で販売されているので、PS5を購入しようかと考えている人にとっては、あえて旧型を選ぶメリットは現状少なそうだ。

 高速な内蔵ストレージの容量がアップしたことも大きいので、PS5の購入に迷っている人は、今らな新型を購入することをオススメしたい。

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