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プリントはまるで儀式のようで、何回やっても楽しい

「いつかはライカ」を6万円で叶える! 昭和画質がたまらない「ライカ ゾフォート2」【実機レビュー】

2023年11月09日 18時00分更新

 「ゾフォート用カラーフィルムパック」のセット方法はとても簡単。1度セットしてしまったあとはフィルムの性質上、撮りきる前に開けてしまうともう使えなくなってしまうので、しっかり撮り切ってから次のフィルムを入れましょう。

側面のスイッチをずらして、フィルムパックをセット。最初に出てくるカバーを取り外したら撮影準備完了です

再生モードで写真を表示している状態で、レバーを右に動かすとプリントが開始され、フィルムが排出。約90秒で現像は完了します

ライカ ゾフォート2の写真は
あげるほうも、もらうほうもちょっと嬉しい

 ライカ ゾフォート2のエモ度は100点満点中100点、レトロ度は100点満点中90点。ノスタルジックな色調の写真を撮影でき、それをすぐさま家族や友達などにプレゼントできるのですから、あげるほうも、もらったほうも嬉しくないわけはありませんよね。

 レトロ度については、そこまで追求した製品ではないということで悩みましたが、レバーでのプリントという行為に個人的に惹かれました。ボタンではなくレバーにしていること、そしてプレビュー画面がずれていき、その流れでフィルムを排出するという演出が洒落ていますよね。このプリントはまるで儀式のようで、何回やっても楽しいです。

 さてライカ ゾフォート2を語るうえで避けて通れないのが、「INSTAX mini Evo」の存在。スペック、操作体系、フィルムが同一であることを考えると、ハードウェア的には同じもので、デザインとソフトウェアのUIを変更されているのだと思われます。

 とは言え持ち歩くカメラは、見た目のカッコ良さも結構重要。「いつかはライカ」の第一歩を叶えたいと望んでいる方に、ライカ ゾフォート2は魅力的な選択肢と言えるでしょう。

もちろん、印刷後はマジックペンで好きな文字を書き入れて楽しめます

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この記事を書いた人──ジャイアン鈴木

 EYE-COM、TECH Win、TECH GIAN、PDA Magazine、DIGITAL CHOICE、ログイン、週刊アスキー、週アスPLUSと主にPC系メディアで勤務。2015年1月よりフリーの編集兼ライターとして活動を開始した。

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