週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

テレビも、PCも、白物も、東芝の外で成果を上げている

2022年02月21日 09時00分更新

人と、地球の、明日のために

 東芝の綱川社長CEOは、「東芝は、経営理念として『人と、地球の、明日のために』を掲げており、私はこの言葉が大好きだ」としながら、「この理念に沿って、スピンオフ計画を確実に進めていく。この計画は、東芝グループが長年培ってきた潜在力を引き出すものであり、東芝グループの未来への進化である」と語る。

 再編の道筋は、再スタートを切った格好だ。

 2022年3月に予定されている臨時株主総会や、2022年6月に予定されている定時株主総会では、これまで分割に反対してきた株主がどう反応するのか。2022年内に予定している産業競争力強化法の申請や、スピンオフ企業の上場に向けた取り組みなど、いくつかのクリアすべき条件もある。

 実行に向けた急坂を登るのが、これからである。その道のりは険しい。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事