2016年03月29日14時30分

超楽しいィ~~!! ハードウェアスタートアップまつり!!!!!

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 カオス!ごちゃごちゃ!ワケわかんないけど楽しいーッ!!

 3月28日にわれらアスキーが開催したハードウェア・フェス「IoT&H/W BIZ DAY by ASCII STARTUP」。スタートアップ合計20社がブースを出して、新製品をズラリ展示していたお祭りだ。入場無料の会場はお客さまでぎっしり埋まり、ブースにはつねに人だかりができていた。感謝感謝~。

 某ものづくりフェスが最近おとなしくなっちゃったな~。そう嘆かれているみなさま、アスキーはいまだ大人になりきれていないのでご安心ください。

 フェスの主役はインターネット・オブ・シングス(IoT)。

 安くて小さなハードウェアに各種センサーをつけて、BluetoothやWi-Fiなどからウェブサービスに接続する。スマートロック、スマート絵画、スマートけん玉、スマートライクなサムシングが会場のあちこちで光を放っていた。あふれる熱気、みなぎる無線とともに、会場の様子を一部レポート!

GO DJ新製品(会場でも)開発中

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 まずはオープン前、なにやらはんだづけをしている人の姿が……ちょっとそこの人! ここ会場ですよ! なに作ってるんですか!

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「GODJ」JD Soundでした

 おや、DJツール「GODJ」JD Soundではありませんか!(わざとらしい)

 調整していたのはGODJシリーズ新製品「GODJ Plus」。巨大化し、スピーカーがつき、ツマミが増え、音声出力がステレオRCAになり、安くなった。予価5万3784円だ。現行モデル6万4584円より1万円近く安い。10月発送予定。

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GODJ Plus。予価5万3784円
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現行モデル。比べるとノブとボタンの数がすごい
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GODJ PlusにはスピーカーとRCA出力がつく

 GO DJはiPhoneを思わせる手のひらサイズのモバイルDJマシンだったが、GO DJ PlusはDJの要望を踏まえて強力に進化。しかしこのサイズになると一気に競合が増えてくるので、今後どうやってブランドをつくっていくのか注目したい。

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本邦初公開。開発中の裏側を見せてもらいました

ロボット「BOCCO」センサーかいはつちゅう

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 マケットのようにかわいいロボットはユカイ工学の「BOCCO」くん。ただいま渋谷LOFT、二子玉川 蔦屋家電などで好評販売中。直販価格は2万9000円。

 携帯電話代わりのコミュニケーションツールとして使えるロボット。最近はおじいちゃんおばあちゃんなんかにも使ってもらっているらしい。手堅いところでは住宅展示場でスマートホームの機能を紹介したりもしているそうだ。

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おや、かわいい。積み木型センサーです

 新展開としてはBOCCOの機能を増やせる「積み木型センサー」を追加開発中。

 発売日・価格ともに未定。人やペットの動きを知らせる、サムターン(鍵)の開閉を知らせる、温度・湿度を知らせるなど機能いろいろ。センサーが情報をキャッチすると通知が来るしくみ。ソニーの電子ブロック「MESH」に近いかも。

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人感センサーや温湿センサーも展開予定

スマート絵画モノトーンで電池長持ち

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 おや渋い。渋谷のカフェでしょうか。いいえここは千代田区です。

 これはCAMELORSのスマート絵画「uusia picture」。電子ペーパー製の9.7型ディスプレイで、およそ1ヵ月くらいバッテリーが持つ。スマホと接続、絵画をダウンロードして表示するしくみ。これからクラウドファンディング実施予定、売価は3~5万円程度になる予定。絵は100~5000円くらいで販売したいということ。額縁は交換可能。KDDIのインキュベーションプログラムKDDI∞Lab出身だ。

 余談ながら電子ペーパーディスプレイは液晶ディスプレイに比べて10倍近くコストが高いそう。32型を作ろうとすると30万円近くすることもあるとか。そう考えるとアマゾンKindle Paperwhiteは完全にハードだけだと赤字覚悟なのかも。

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uusia picture。電子ペーパー絵画

おや? VRおじさんのようすが……

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 にぎやかVRメディア「PANORA」広田稔編集長もなぜかブースを出展。

 結婚式の様子がVRで見られる「バーチャル下見」コンテンツをつくっていて、その紹介に来たんだとか。「最近髪を切ったらキム・ジョン●ンに似ていると言われて悲しい」とのこと。そうですか。締め切りを守ってください。

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これがこうなって
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パーンですよね(キャプションはイメージです)

無線でとらえてデバイス可視化

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 ファミコンカセットのようなモノは、コーデセブンの「BE BARRIER」。

 電磁波センサーと環境状況から、その場所にどんな電子機器が持ちこまれているかわかるデバイス。簡単に言えば電子機器の監視カメラのようなもので、端末の不正な持ち込み・持ち出しを見つけてアラートを出すしくみ。

 企業向けに月額いくらで導入していこうと、現在実証実験中だとか。ちなみに端末そのものはRaspberry Piベース。デモ画面がとても未来っぽい。

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可視化された会場内の端末(右上)。通常よりめっちゃ多いそう
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Raspberry Piベースでつくっているデバイス

「Genuino 101」めっちゃ売れてます

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 スイッチサイエンスのお店が目に入ってまいりました。

 売っていたのはマイコンボード「Genuino 101」(通称Arduino 101)。インテルCurieを積んだGenuinoボードで、3軸加速度・3軸ジャイロセンサーを搭載して4980円。初回入荷分を即日完売して焦ったとか。

 お店の取材をしていると、隣でRaspberry Pi Zeroのキットを買っていくお客さんの姿が。「普通のガジェット好きです。Raspberry Pi 3も普通に使ってます」とのこと。お楽しみください。

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入荷即完売したというGenuino 101
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Rapiroの頭にGenuino 101が埋めこまれていてサイバー

ハードウェアの教室においでよ

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 こんにちは。コワーキングスペース「ハレイク(HaLake)」が魔改造したIoTおもちゃ「トンピー」くんです。

 越谷レイクタウンにあるコワーキングスペースで、小学生向けにプログラミング教室を開いているところ。Wi-Fiモジュール「ESP8266」を積んだオリジナルボード「HaLakeボード」を教室の生徒に無償配布、IoTプログラミングのお勉強をしているのだとか。microUSB給電、プログラム転送可、9軸センサー、赤外線送受信、タクトスイッチつき。本気じゃないですか。

 プログラムはグーグル「Scratch」のようにタブレットでブロックを組み合わせて構成。裏側にあるコードもしっかり読めて、プログラミング教育にぴったりとのこと。でもこれ絶対お父さんが来てるよね……。コワーキングスペースの月額利用料金は1万5000円、毎月3時間の技術支援アドバイスつき。

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ハッカー少年を育てる「HaLakeボード」。欲しい
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ガチャガチャに入るサイズでキュート
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プログラムはScratchのようなビジュアルプログラミングアプリで書く

スマート電車模型きったああああああ

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 電池ケースにBluetoothがついた!「MaBeee」です!うおおおお!

 プラレールやミニ四駆をアプリで操作できるミラクル電池ケース。単4電池を入れて、単3電池駆動のおもちゃを動かせる。価格は1本3888円から。

 Makuakeでクラウドファンディングを実施、目標額の12倍にあたる640万円の資金を獲得して大成功をおさめた。声の大きさで駆動するモードもあり、「いっけええええええ」などで加速する。楽しすぎる。

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Bluetooth電池ケース「MaBeee」
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アプリで鉄道模型が動く。うおおお
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ミニ四駆なんかも動く。うおおおおおお

スマートけん玉もきたああああああ

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 ついにけん玉もインターネットにつながる時代が来ました!「電玉」です。

 BLEモジュールとセンサーを搭載、決めた技が“とめけん”なのか“飛行機”なのかを判定してスマートフォンやタブレットに通知する。どこに乗ったかだけでなく、糸の引っ張られた強さまで判定できるそう。玉についた金属テープが近づいたことを察知する金属探知機のようなしくみ。

 けん玉をコントローラーにしたゲームができて面白い。インターネットで全国対戦ができるのだ。熱い。落ちゲー、音ゲーっぽいものも開発していた。けん玉音ゲーとは……なお、電子ペーパー絵画CAMELORSとおなじKDDI∞Labo出身。KDDI∞Laboはハードウェア系が多くて楽しい。

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電玉。BLEモジュールとセンサーを搭載
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日本けん玉協会が定めるサイズのけん玉も開発中とのこと

自走式変形ロボットです。機能はプロジェクター

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 こんにちは、ロボットです。Cerevoが開発した「Tipron」です。

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グイーン、ガション

 変形します。自走します。

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ビカアアアアアアアア

 そして、プロジェクターです。今年のCESで発表したやつですね。

 価格は10~20万円くらいになりそうで、夏以降に発売予定。前面にカメラがついていて、スマートフォンから自由に操作できる設計。好きなコンテンツを好きな場所で見られたら楽しいよねというところから発想されたもの。プロジェクターの解像度は1280×720ドット、内蔵バッテリーは5800mAh。充電が切れそうになったらルンバと同じようにホームに戻る設計。賢い!

 プロトタイプながら、稼働する様子が予想以上にロボットでテンション上がる。

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モノアイっぽい、欲しい

ニワトリ追っかけなくてもいいかも!?

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 最後はミット打ち。ロッキーですかね。

 医療・ヘルスケア系のプライムサップが作っている「パフォームトラック」。グローブにセンサーをしこみ、ワンツーパンチの力と速度を測定することで今までトレーナーの勘でやっていたトレーニングをデータ化できるというわけ。

 ボクサーはほんの一例。プライムサップはスキー、水泳、陸上競技と、アスリート向けのIoT測定システムを手がけて、データをためながら健康状態にかんする研究を進めているところ。研究を応用し、健康寿命(健康に問題なく日常生活を送れる期間)をのばせるようなシステムを開発したいとの話だった。

 そのうち全身がセンサーだらけになりそうで、怖いような楽しみなような。そういえば「クリード チャンプを継ぐ男」はいい映画でしたね(関係ない)。

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パンチした瞬間が測定されております

 以上、月曜日のお昼時にもかかわらず大盛況の会場からレポートをお届けしました。セミナーや、ほかの注目ブースについては後日! ではまた。

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