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中堅中小企業の情シスの7割「自社のセキュリティに不安」/働く人の世界意識比較で“日本の閉塞感”が浮き彫りに

[セキュリティ] 「自社のサイバーセキュリティに不安」 約7割の中堅中小企業情シスが不安抱える(ジー・ブーン、10月20日)
・中堅中小企業情シス、約7割が「自社セキュリティに不安」、半数が「対策レベル不十分」
・不安トップ3は「情報漏洩」「社員のリテラシー不足」「ランサムウェア攻撃」
・会社から求められる他の業務とセキュリティ対策の両立は「できていない」が4割超

 中堅中小企業(従業員1000名未満)の情報システム部門社員を対象とした調査より。「自社のサイバーセキュリティに不安を感じる」という回答は合計67.9%に達した。不安に思う具体的な脅威は「不正アクセスや標的型攻撃による顧客・社内情報の漏えい」(44.2%)が最多で、「社員のITリテラシー不足による人為的ミス(フィッシング詐欺・誤送信など)」(42.4%)、「ランサムウェア攻撃」(41.2%)と続いた。なお、回答した情シス担当者の44.5%が、会社から求められる他の業務とサイバーセキュリティ対策の両立について「できていない」と回答している。

 ⇒ 中堅中小企業では、情報システム部門がサイバーセキュリティの役割も担うケースが多く、“人員リソースの限界”が浮き彫りになっています。ちょうど先週後半はPHPの重大脆弱性の公開で大騒ぎでしたが、今後もこうした緊急対応が必要なケースが増えることが予想され、専門人材の採用が困難な中小企業にとって大きな課題になりそうです。

自社のサイバーセキュリティに「とても/やや不安を感じる」情シス担当者は7割近く(出典:ジー・ブーン)

不安を感じる具体的なサイバーリスク/脅威。「情報漏洩」「社員のリテラシー不足」「ランサムウェア攻撃」がいずれも4割超(出典:ジー・ブーン)

サイバーセキュリティ対策の強化で障壁になっている課題(出典:ジー・ブーン)

[働く][社会] 日本の働く人、管理職に「魅力を感じる」はわずか8%。「会社の将来への自信」も32カ国中最下位(イプソス、10月22日)
・32カ国就業者調査。日本は「自社の今後の方向性に自信」が3割未満で最下位
・管理職に「魅力を感じない」が過半数、「感じる」はわずか8%で世界平均とは逆傾向
・会社の評価は低くても「辞めずに留まる」傾向、転職意向は31%(世界38%)と低い

 世界32か国の就業者1万3586人を対象に、働き方や職場に関する意識を聞いた調査より。日本の回答者のうち「自社の今後の方向性に自信を持つ」とした人は28%、「自社を職場として勧める人」も29%と、ともに3割を切っており32カ国中最下位に。また、部下を持たない就業者への調査では、「管理職に魅力を感じる」人は8%にとどまり、「感じない」が55%と多数を占めた。

 ⇒ 日本の働く人が感じている“会社や職場に対する閉塞感”が数字として浮き彫りになった調査結果です。一方で「今後1年以内の転職意向」は世界平均(38%)よりも低く、「不満はあっても安定を優先し、辞めない」という意向が明らかです。

主要な調査結果について、世界平均(青、32カ国)と日本(赤)の比較(出典:イプソス)

「会社の今後の方向性に自信を持っている」割合。日本は38カ国中の最下位(出典:イプソス)

「自分の会社を職場として勧める」割合。上述の質問(会社の方向性に自信)と同様の結果で、日本は再び最下位(出典:イプソス)

一方で、日本は「今後1年以内の転職意向」も低い(出典:イプソス)

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