第687回
立体駐車場に入る質感重視のCX-30か、最新ITと広さのCX-5か? 価格がダブるマツダSUVの「罪深き比較検証」
2026年10月03日 18時00分更新
マツダのSUV「CX-30」が2026年7月に商品改良。新たにパワートレイン「e-SKYACTIV G 2.5」を追加したほか、明るく開放感のあるインテリアとスポーティなエクステリアが魅力の特別仕様車「Air Edition」を新たに設定しました。
ここまでなら「ふーん」な話なのですが、そうはいかない状況が起きたのです。というのも、今年登場した新型CX-5と、エンジンも値段も同じなのですから!
ということで、今回はCX-5とCX-30、買うならどっち? を検証したいと思います。
まさかの価格&エンジン被り!
上質スウェード内装が光る「CX-30 Air Edition」
まずは論より証拠。同社のHPをご覧ください。CX-5の中間グレードである「G」と、CX-30の最上位にあたる「25 Air Edition」の値段、マジで一緒なんですよ。
しかもエンジンまで一緒。厳密に言うと、トランスミッションが少し異なるらしいのですが、ともあれ、ここまで一緒なのは珍しいのでは? それでは、CX-30 Air Editionから見てみましょう。
CX-30は、2019年にマツダの新世代商品第2弾、クロスオーバーSUVとして誕生しました。当初はディーゼルエンジン搭載車が用意されていたのですが、大人の事情、というか欧州の事情によりカタログ落ち。その代わりに2.5Lのガソリンエンジン車が追加されました。
ボディサイズは全長4395×全幅1795×全高1540mm。この全高1540mmがキモで、高さ制限のある立体駐車場でも、安心して入庫できます。つまり「SUVっぽい見た目なのに、日常生活で困らない」。これがCX-30最大のセールスポイントです。ちなみに、マツダの総生産台数のうち、CX-30が占める割合は12%なのだとか。
Air Editionは、「エアログレーメタリック」という新色と、ブラックアウトした専用パーツがオシャレでスポーティーな雰囲気を醸し出している1台。この見た目とエンブレム、実にイイです!
後席ドアを開けてみると、これまたグレー系の良いインテリア。このセンス、さすがマツダといったところ。一方、アメニティに目を移すと、センターコンソールにエアコン送風口はありますが、USBポートがないのは残念。ここに時代を感じます。
運転席もオシャレそのもの。ダッシュボードには明るいグレーのスウェード素材が貼られています。「なんで今までなかったんだ」と思うほどに、CX-5オーナーがこのインテリアの良さに嫉妬しそうです。
CX-5と何が一番違うかというと、ボディサイズは言うまでもなく、インフォテインメントです。正直申し上げて、古さを感じないわけではありません。スマホをつなげてしまえば、イマドキのナビにはなるのですが、今の目からすると画面は小さいですし、とくにASCII読者のみなさんは気になるでしょう。
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