【旧車レストア】「10kgの力で引張る」ってどうやるの!? 素人が挑むニューギャランのファンベルト調整
2026年09月26日 15時00分更新
寒すぎず、暑すぎず、気温的には絶好の整備日和のはずなのに……、花粉で鼻水を垂らしながらニューギャラン公道復帰に向けて悪戦苦闘している 矢田部明子です。整備書の落札や錆部分の確認などが一通り終わり、前回からやっとエンジン周りの調整が始まりましたが、今回お届けするのは“ファンベルトの調整”です(【旧車レストア】早くエンジンかけたい! 素人が挑む三菱「ニューギャラン」のデスビポイント調整)。
整備書を読み作業に取り掛かりましたが、この作業は“感覚”が大事だと思える工程ばかりでした。旧車オーナーさんなら当たり前と思う事ばかりかもしれませんが、素人の私からすると「……」と感じることが多かったのでシェアしていきたいと思います!
引き続き公道復帰を手伝って下さるのは、サンダー平野さん(1人ではどうにもできず、早々にお呼びした助っ人)。
ファンベルトって何?
エンジンの力を、オルタネーター、ウォーターポンプなどに伝えるベルトです。エンジンの外側に取り付けられているので、前回行なったデスビポイント調整のように、カバーを外して作業するといった工程がなかったのは、矢田部的にホッとしました(外すのは好きなのですが、元に戻すのが大変すぎるので……)。
なぜ、ファンベルトを調整する必要があるの?
冒頭でも記した、オルタネーター、ウォーターポンプなどの補機は、単体では動きません。なので、ファンベルトが劣化&切れるなどしてエンジンの力が正常に伝わらないと、動作しなくなります。
材質上劣化するので、定期的に交換するのがベストとのこと! ベルトの張りがたるんできたりすると「キュルルル」という異音がしたり、ベルトが滑ったりします。ほかには、充電しなくなる&エンジンがオーバーヒートするといった症状も。消耗品と割り切りましょう。1000円くらいで購入可能なので、ストックを持っておくのが◎です。今回は交換しませんでしたが……。
まずは、ファンベルトの張り具合をチェック!
整備書によると、ベルトの張り具合は ウォーターポンププーリーとオルタネータープーリーの中間で張りをチェックするようにとのこと。その部分のベルトを直角方向に10kgの力で引張り、たわみが7~9mmになればOKと記してありましたが……。車屋さんではなく個人が修理するとなると、指先の感覚で覚えるしかないと思います。ちなみに、下の画像は緩みすぎです。
指で押すと、ぐにゃっとなって、張りがまったくありません。逆に、下の画像は指で押しても伸縮性が感じられず、張りすぎの状態です。
ベストなのは、指で押すと適度にたわむ状態です。
この状態でなければ、適切な張り具合にするためにファンベルトの張り具合を調整する必要があります。また、このタイミングで亀裂などの劣化が確認できれば、新規ベルト交換をします。
ちなみに、品番はベルトに書いてあるので、交換時はそこをチェック!
※作業を始める前に、エンジンが停止していることと、火傷を防ぐためにエンジンの熱が冷めたことを確認したほうがいいです。
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