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山根博士のグロスマレビュー

「薄型・軽量化」の競争はもう古い!? vivoの折りたたみスマホ「X Fold6」が選んだ“究極のバランス”

2026年09月26日 12時00分更新

フラッグシップクラスの高性能なカメラ

 X Fold6のカメラは前述したようにかなりの高性能であり、他社のフラッグシップモデルに匹敵、あるいはそれを超える性能を有する。Zeiss T*(ティースターコーティング)が施されているほか、色づくりなどでツァイスと協業。カメラ機能ではツァイスの歴代の名レンズをシミュレーションしたモードも搭載している。

 ほかに、ナイトモードや数十倍の距離からコンサートなどのライブを撮影するステージモードなど、vivoのカメラフォンが備える機能もほぼすべて搭載している。

折りたたみスマホ

X Fold6だけであらゆる撮影シーンをカバーできる

 以下は簡単な作例だ。今回は2026年6月に上海で開催されたMWC上海のvivoブースで実機をテスト。ブース内で撮影テストを行なった。なお、標準モードでの撮影のため、1200万画素相当での撮影となる。AI処理により10倍はもちろんのこと、100倍でも十分使える絵が撮れる。

折りたたみスマホ

16mm(超広角)

折りたたみスマホ

23mm(広角)

折りたたみスマホ

70mm(3倍望遠)

折りたたみスマホ

233mm(デジタル10倍撮影)

折りたたみスマホ

2333mm(デジタル100倍撮影)

200mmのテレコンバーターも装着可能

 X Fold6は望遠性能を高めるテレコンバーター「G2」レンズを装着可能だ。レンズは金属ボディーで高級感もあり、ツァイスロゴも入っている本格的なものだ。X Fold6にはカメラキットとして専用ケースとマウンターを装着し、このG2レンズを取り付ける。

折りたたみスマホ

X Fold6で利用可能な200mm「G2」レンズ

 G2レンズを取り付けた姿はスマートフォンとは思えない外観になる。200mmのレンズを装着することで800mmまでの超望遠撮影にも対応する。X Fold6単体でもAI補正により高倍率撮影が可能だが、光学的に高倍率なG2レンズを取り付ければ、被写界深度を利かせたボケの美しい写真の撮影も可能になる。

折りたたみスマホ

G2レンズをつけた姿

 また、本体を開いてG2レンズを使えば、8.2型の大きな画面で被写体の細部をプレビューしながらの撮影もできる。高倍率であってもAI手振れ補正がかなり効くので、手持ちでの撮影も十分可能だ。

折りたたみスマホ

開いた状態でも使える

折りたたみスマホ

高場率&被写界深度を利かせた撮影が可能

【まとめ】折りたたみの頂点を目指すX Fold6

 X Fold6は横折り型の折りたたみスマートフォンに、高性能なカメラと大容量バッテリーを搭載することで、フラッグシップクラスの製品として他社の一般的なスマートフォンと互角に戦えるモデルに仕上がっている。

 10月に発売予定のアップル「iPhone Duo」や、薄さ・軽さを目指す他社のモデルとも異なる方向を向いた製品と言えるだろう。日本で実機を体験することができないことが残念だ。

折りたたみスマホ

最高性能の折りたたみスマホ

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