Snapdragon Summit 2026レポート
スマホの主役はAIエージェントへ。クアルコムが放つ超絶スペック「Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6」の衝撃
2026年09月24日 09時00分更新
シャオミとモトローラが新機種を先行公開
「どちらのEliteを選ぶか」が今後の焦点に
いずれの進化も、単純に処理能力を底上げするというのではなく、AIやAIエージェントの動作に特化させた進化の仕方をしているのが特徴と言える。スマホでの採用もすでに決まっており、Snapdragon Summitにはシャオミやモトローラの幹部も登壇し、それぞれの新モデルを紹介した。
Snapdragon Summitと同日に中国で正式発表する新製品を先出ししたのが、シャオミだ。
同社はSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6を搭載する新モデルとして、ナンバリングモデルの大画面版にあたる「Xiaomi 18 Pro Max」を発表。さらに、そのベースモデルにあたる「Xiaomi 18 Pro」には、Extremeではない通常のSnapdragon 8 Elite Gen 6を採用しているという。
ProとPro Maxでプロセッサーは異なるが、Xiaomi 18 Proシリーズとしては、ライカと共同開発のデュアル2億画素カメラや、AIアプリが動作する背面ディスプレー、さらには斜めから見た際の視認性を落とすプライバシーディスプレーを搭載している点は共通しているという。いずれも、これまでと同様まず中国版が発表、発売されたあと、グローバル版も近日中に発表される予定という。
もう1社のモトローラは、同社のストレート型フラッグシップモデルにあたる「motorola signature 27」にSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6を採用することを明かした。Signatureは日本未導入だが、カメラやデザインにこだわったスマホで、そのカメラ機能などは日本で8月に登場した「razr fold」にも受け継がれていた。signature 27では、2億画素の望遠カメラや、5000万画素のソニー製センサー(LYTIA)を搭載しているという。
モトローラは、初代signatureではEliteのつかない「Snapdragon 8 Gen 6」を採用しており、razr foldにもそれを踏襲していた。Eliteがつかないバージョンは、やや性能が落ちるものの、低価格でパフォーマンスの持続性にも優位性がある。対するsignature 27では、この方針を転換して、最上位のExtremeを搭載することで処理能力の底上げを図った格好だ。
先行する2社としてシャオミやモトローラの端末がお披露目されたSnapdragon Summitだが、同チップセットを採用したモデルは、26年後半から27年にかけ、各メーカーからリリースされていくことになる。例年であれば、最上位モデルはほぼElite一択だったが、シャオミのようにモデルごとにチップセットを分けるメーカーも出てきた。26年から27年に登場するフラッグシップモデルは、どちらのEliteを搭載するのか、注目の要素になったと言える。
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