何だこれは……!? 幻想的すぎる謎の入口を発見
東京ゲームショウ2026の会場を歩いていると、なにやら妙に幻想的な雰囲気を放つ入口を発見。ゲームのダンジョンか、異世界へのゲートか……? 気になって中へ進んでみると、その先に待っていたのはなんと玉座だった。
せっかくなので腰掛けてみる。うむ、我、王様ぞ――。そんな気分に浸れるこのブース、実は業務用厨房機器メーカー「中西製作所」によるものだ。
中西製作所は1946年、学校給食用のアルミ食器の販売からスタートした企業。その後、食器洗浄機や炊飯システム、消毒保管機器などを開発し、現在は学校や病院、事業所、外食店舗などに向けて業務用厨房機器を製造・販売している。学校給食を長年支えてきた、まさに“給食のプロ”というわけだ。
正体は「給食センター経営ゲーム」の王宮だった!
そんな厨房機器メーカーがなぜTGSに? その答えが、同社のスマートフォンゲーム『給食マスター! 異世界でゆるっと給食センター経営!』である。
『給食マスター!』は、食文化が廃れてしまった異世界を舞台に、プレイヤーが給食センターの責任者となる経営シミュレーションゲーム。厨房レイアウトや献立作成、衛生管理などをこなしながら、人々に食の喜びを取り戻して街を発展させていく。
中西製作所が実際の給食センターで培ってきた厨房設計のノウハウをゲームへ落とし込んでいるのが面白いところだ。
そして、今回見つけたあの謎めいた入口と玉座も、実はゲームの世界観を再現したもの。TGS2026のブースは、『給食マスター!』のオープニングに登場する王様の王宮と、その周辺の城下町をイメージして作られているという。つまり、玉座に座って「我、王様ぞ」とやるのは、むしろ正しい楽しみ方なのかもしれない。
TGS開幕に合わせて「Ver.2.0」へ大幅アップデート
『給食マスター!』はTGS2026開幕日の9月17日に、大型アップデート「Ver.2.0」も配信された。料理にレアリティー要素が追加されたほか、料理開発の挑戦回数が無制限になり、学校給食の「大量調理施設衛生管理マニュアル」などをもとにした「栄養士クイズ」も新登場している。
プレイヤーの給食センター運営によって結末が変わるマルチエンディングも実装。ゲームとして遊びながら、給食センターの仕事や衛生管理について自然と学べる作りになっているという。
さらにブースでは、ゲーム内アイテム「マスターポーション」を再現したオリジナルノベルティも数量限定で配布。『給食マスター!』のエピソード0にあたる代替現実ゲーム(ARG)『CAREER ANSWER』も初披露されている。
最新GPUもゲーミングPCも出てこない。それでも、謎の入口をくぐれば王宮が現れ、その先に“給食センター経営ゲーム”が待っている。厨房機器メーカー×異世界×ゲームという、とんでもなく意外な組み合わせだからこそ妙に気になる――。そんなTGSらしい発見にあふれたブースだった。
アスキーでは「東京ゲームショウ2026レポート」として、現地取材チームによる記事を掲載中!
最新技術の話も、会場で見つけた気になる製品の話も、どんどん紹介していきます。今年の東京ゲームショウ2026は、アスキーと一緒に全力で楽しんでいきましょう!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
