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『遊☆戯☆王』を最も苦しめたものとは?【Amazonマンガ週末祭】

2026年09月11日 17時00分更新

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 9月第2週(9月11~13日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「懐かしの2000年代作品」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回は高橋和希センセイの『遊☆戯☆王』をご紹介。

原作漫画を一番苦しめたのは、オリジナルカードゲームの登場

 『遊☆戯☆王』のカードゲームは、最初は漫画の中に出てくる架空のゲームでした。しかも最初から作品の主役だったわけでもありません。初期の『遊☆戯☆王』は、遊戯が毎回違う「闇のゲーム」で悪人を倒していくという漫画だったのですが、その中のひとつとして登場したのが、のちのデュエルモンスターズにつながるカードゲーム「マジック&ウィザーズ」でした。

 ところが、これが読者に大ウケ。高橋和希センセイ自身、週刊連載で毎回新しいゲームを考えるのは大変だったこともあり、次第にカードゲームを物語の中心へ据えていきます。

 その後、漫画の中だけにあったオリジナルのカードゲームが、現実の商品として発売されることになり、これまた大ヒット。公式ルールができ、大会まで開かれるようになります。

 この漫画がすごいのは実はここからです。現実で発売されたカードゲームが、今度は原作の漫画の自由度を縛るようになってきたんです。

 高橋センセイは後年、「オリジナルカードゲームが成立したことで、漫画のデュエルが描きづらくなった」と語っています。

 「ここでこのカードを出したら面白い」という漫画ならではの展開も、現実に同じカードを持って遊ぶ人が何百万人もいるとなるとそう簡単にはいきません。漫画のなかでも、現実的なピンチの打開策が必要になってきてしまったんですね。

 漫画ならではの展開とそのピンチの現実のゲームルールに則った打開策を考えるのは毎回大変だったでしょうが、それゆえに、漫画の世界と同じようにカードゲームを遊ぶ子どもたちは、『遊☆戯☆王』という作品のなかで起こる出来事にシンパシーを感じ、よりのめり込んでいくという構造が生まれたんですね。

そこまでメジャーじゃなかったカードゲームを普及させたという意味でも『遊☆戯☆王』の役割は大きいよね

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『遊☆戯☆王』
高橋和希 (著)
全38巻(完結)
15,660円 +ポイント還元 7,838 pt (50%)
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作品紹介 
 千年パズルを完成させた高校生・武藤遊戯の中に、もうひとりの人格を目覚めさせる。遊戯はさまざまな「闇のゲーム」で悪人たちと対決し、やがてカードゲーム「デュエルモンスターズ」を中心とした戦いへ。宿敵・海馬瀬人や数々の決闘者たちとの勝負を通じて、千年アイテムと古代エジプトをめぐる謎へ迫っていく。

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