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熱血漫画のオーソリティ曽田正人が描く「天才」の生き方『昴』【Amazonマンガ週末祭】

2026年09月11日 16時00分更新

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 9月第2週(9月11~13日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「懐かしの2000年代作品」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回は曽田正人センセイの『昴』とその続編『MOON ~昴 ソリチュード スタンディング~』をご紹介。

宮本すばるのモデルはアイルトン・セナだそうです

 熱血職業漫画のオーソリティ曽田正人センセイが、天才バレリーナの人生と宿命を描いた『昴』と『MOON』。

 『昴』は、バレエ漫画ですが、スポーツ漫画というより、怪物の一代記に近い感覚を持った漫画です。ジャンルは違えど、感覚的には『ガラスの仮面』の主人公・北島マヤのバレエ版といった感じ(もちろん、ストーリーはまったく別物ですが)。

 そもそも曽田センセイは、「バレエ漫画を描きたい」と思って『昴』を描き始めたわけではなかったそうです。

 曽田センセイが描きたかったのは、宮本すばるという人間そのもの。バレエはそのために選ばれた題材でした。

 本作の執筆に際し、曽田センセイが当時イメージしていたのは「青い炎」。それまでにも、『シャカリキ!』や『め組の大吾』で熱く生きる主人公を描いてきた曽田センセイですが、本作では、真っ赤に燃える熱さとは違って、さらに高温なのに見た目は冷たい、そんな人物を描きたいと考えて生まれたのが、宮本すばるというキャラクターだったと語っています。

 
 だからというわけでもないですが、実際のバレエならこんなことはありえない、みたいなことも結構あって、ツッコミどころは多い(だからこその面白さももちろんある)のですが、純粋なスポーツ漫画であれば、踊りたいという衝動で、困難に立ち向かって上り詰めていくというサクセスストーリーになるところを、そうではなく、天才がゆえに踊らずにはいられない、そんな宿命的な生き方を描いているんです。

 天才が故に普通の感覚が分からず、ちょっと嫌なやつでもあるんだけど、なんか周りが手を差し伸べたくなる。巻き込んでいく。そんなキャラクター性によって、いつかすばるが、バレエをやめたいと願ったとしても、今度は周りがそれを許さない。一度履いたら踊ることをやめられない『赤い靴』。あの寓話と同じような、「この人、この先どこまで行っちゃうんだろう」という怖さを持った作品、それが『昴』です。

曽田作品の中ではかなり異質、ゆえに一番好きな作品です

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曽田正人 (著)
全11巻(完結)
8,349円 +ポイント還元 4,180 pt (50%)
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作品紹介 
 幼いころから圧倒的な踊りの才能を見せる宮本すばる。病床の弟を元気づけるために磨いたそのバレエの才能は、国内外の舞台で開花していく。だが彼女の才能は、決して成功を約束するだけのものではなかった。

 周囲との軋轢や孤独を抱えながら、それでも踊ることをやめられない天才・宮本すばるの人生を描く、長編バレエ漫画。

MOONは「手が届かないもの」「狂気」の暗喩だそうです

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『MOON ~昴 ソリチュード スタンディング~』
曽田正人 (著)
全9巻(完結)
6,831円 +ポイント還元 3,420 pt (50%)
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