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Philips「TAE3130」

悪くないぞ!1600円でハイレゾ音楽が聴ける有線イヤホンを試したら想像以上だった

「Philips TAE3130」を購入する3つのメリット

ポイント(1):実売1600円でもハイレゾ対応。10mmドライバーで低音もしっかり

 このイヤホンでまず注目したいのが、1600円という手頃な実売価格でありながらハイレゾ認証を取得していることです。

 ハイレゾ対応というと、高価なイヤホンをイメージする人も多いと思いますが、これはUSB-C端子に対応した機器へ接続するだけ。対応する音源や再生環境を用意すれば、高解像度の音楽を手軽に楽しめます。公式スペックでも再生周波数帯域は20~40,000Hzとなっており、ハイレゾ音源を試してみたい人にとって、入り口として使いやすい仕様です。

 実際に音楽を聴いてみると、ボーカルや楽器の音が比較的クリアに聞こえ、価格を考えると十分に満足できる音です。特に10mmのダイナミックドライバーを搭載していることもあり、迫力の重低音もしっかりと鳴り響きます。

 もちろん、音の広がりや細かな表現力まで追求すれば、もっと上の価格帯のイヤホンに分があります。ただ、「今使っているイヤホンより少し良い音を試してみたい」という人なら、まずこれくらいから始めてみるのはアリでしょう。

ハイレゾを試してみたいけど、高いのはちょっとと思う人にこそおすすめのエントリーモデルです

ポイント(2):音楽だけじゃない。有線だから動画やゲームでも遅延を気にしなくていい

 有線イヤホンのメリットは、音楽を聴くときだけではありません。

 Bluetoothイヤホンと違って、基本的にワイヤレス通信による遅延を気にせず使えるため、動画視聴やゲームとの相性も良好です。特にゲームでは、映像と音のズレが気になることがありますが、有線接続ならそうした心配をしなくて済みます。

 もちろん、本格的なゲーミングイヤホンと比べれば、定位や細かなゲーム向け機能などで違いはあります。それでも、「ゲーム専用のイヤホンをわざわざ買うほどではない」という人には十分候補になります。

 しかも、音楽を聴くときにはハイレゾ対応イヤホンとして使えるわけです。音楽用とゲーム用でイヤホンを分ける必要がないのは、意外と便利なポイントです。

有線であることの最大のメリットは基本的にワイヤレス通信による遅延がないこと。ゲームやタブレットで動画を見るときもストレスなく使えます

ポイント(3):3ボタンリモコンとマイク付き。手元で操作できるのが地味に便利

 もうひとつ、実際に使ってみると便利なのが、ケーブル途中に搭載された3ボタンのインラインリモコンです。

 音量調整や音楽の再生・一時停止、通話操作に対応しているため、スマートフォンをいちいち取り出さなくても基本的な操作ができます。

 さらにインラインマイクも搭載しているので、対応機器なら通話にも利用できます。音楽専用として割り切ったイヤホンではなく、スマートフォンと組み合わせて日常的に使えるよう考えられているポイントです。

 派手な機能ではありませんが、「安いイヤホンだから最低限だけ」という感じではなく、普段使いで欲しい機能をきちんと押さえています。

音量調整や音楽の再生・一時停止、通話操作に対応しているリモコンつき。あるとないとではかなり利便性に差がでてきます

購入時に確認したい2つのポイント

ポイント(1):USB-C専用なので、使う機器の端子は事前に確認したい

 このイヤホンはUSB-C接続専用なので、USB-Cの音声出力に対応したスマートフォンやタブレット、PCなどで使用することが前提になります。公式にもUSB-C接続対応の機器で使用できるモデルとして案内されています。

 そのため、Lightning端子などを搭載した古い機器などでは、そのまま接続できません。また、USB-C端子を搭載していても、機器側がUSB-C経由の音声出力に対応していない場合は利用できない可能性があります。

 最近はUSB-C対応機器が増えているので、以前ほど大きな制約ではありません。ただ、手持ちの機器を確認せずに「USB-Cだから大丈夫」と考えるのは避けたほうがいいでしょう。

USB-Cのみの接続なのでそこは注意したいポイント

ポイント(2):イヤーチップを交換する楽しみもある。とはいえ、本体価格とのバランスは悩ましい

 もうひとつ気になるのが、付属するイヤーチップ(S/M/L)です。標準状態でも十分クリアに音楽を楽しめますが、イヤーチップは耳へのフィット感や音の聞こえ方に影響する部分。サイズや素材を変えてみると、音の厚みや低音の感じ方が変わることがあります。

 「もう少し低音を出したい」「耳にしっかりフィットさせたい」といった場合には、別売りのイヤーチップを試してみるのも面白いでしょう。

 ただし、ここは1600円という実売価格を考えると悩ましいところです。イヤーチップに1000円、2000円と追加でお金をかけるくらいなら、最初からもう少し上の価格帯のイヤホンを選ぶという考え方もあります。

イヤーチップはS/M/Lが付属しますが、どれも耳に合わないというパターンも。その際は別売りのイヤーピースを購入する必要があるため、追加費用が発生する場合も

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