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9月第1週(9月4~6日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「口コミで話題の作品」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回は奥浩哉センセイの『GIGANT』をご紹介。
「女性が巨大化したら服が破れるじゃないか!」という発想
『GIGANT』を一言で説明すると、「セクシー女優が巨大化して戦うSF漫画」です。
とはいえ、奥浩哉センセイが最初に考えたのは、「女の人が大きくなる話を描きたい」という発想で、巨大化すれば、服が破れて自然に裸にできるじゃん、ということだったようです。流石です。
それでも、巨大化するたびに毎回恥ずかしがっていても話にならないので、普段から仕事で裸になる女性ならどうだろうということで、ヒロイン・パピコの職業はセクシー女優になったそうです。流石です。
セクシー女優を巨大化したんじゃないんです。巨大化すると裸になるから、セクシー女優にしたんです。漫画の道順というのはこうして作るんですね。
しかも奥センセイ、設定を決めた後は行動が早い。セクシー女優の日常を知るため実際にセクシー女優に取材し、部屋の写真まで撮影。その一方で、巨大化表現そのものについても「自分たちの制作技術でどこまで描けるか試したかった」と語っています。
『GIGANT』では、戦うために巨大になる、という発想だけで終わりではありません。数メートル大きくなっただけで、部屋の天井につかえる。ドアより頭が高くなる。身体を折らないと室内に収まらない。こういった細かい描写まで徹底されていて、それをリアルに描くために、街の背景には実景写真を撮影してトレースする方法も使い、巨大化する人物の周囲だけは徹底して現実のスケールに寄せて描いています。
発想はものすごく荒唐無稽なのに、用意されている舞台が緻密でリアルなのは、奥センセイの代表作『GANTZ』と同じ構図です。私的には、『GIGANT』はもうひとつの『GANTZ』と呼びたいくらいです。
「セクシー女優が巨大化したら面白いんじゃない?」をとことん煮詰めて、ボーイミーツガール要素も加えて、『GANTZ』バリの荒唐無稽なSF仕立てにして、現実にハメれ込んだ漫画、それが『GIGANT』なのです。おかげで本作では、青年マンガらしいサービスシーンも多く、健全な青少年にはやや刺激が強い内容となっており、万人におすすめというわけにもいきませんが、そういうの全然苦じゃない。むしろウェルカム、という読者様には、超おすすめです。
セクシー女優と恋愛できたら…という視点で見ても面白い
GIGANT
奥浩哉 (著)
全10巻(完結)
7,590円 +ポイント還元 3,800 pt (50%)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。
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