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新型iPhone発表直前!「iPhone 17 Pro」で撮り溜めた極上猫写真で振り返るカメラの実力

利用頻度が高い48mm相当の2xカメラで廻縁でくつろいでたキジトラ2匹。ほどよい距離感で撮れて画質もよい。2025年11月 Apple iPhone 17 Pro

 今年もまた昨年と同じように9月がやってまいりました。

 モバイル業界で9月といえば、新型iPhone発表の月。初期のiPhoneは違ったけど、ここ数年は年末商戦に向けた9月が恒例なわけで、この連載でも恒例になりつつある「新型iPhoneが出る直前に現行モデルで撮ったiPhone猫写真を振り返る」である。

 iPhone 17 Proは16 Proと同様のトリプルカメラだが、望遠カメラが大幅に強化されたのがポイントだった。5倍から4倍に倍率こそ落としたものの、センサーが4800万画素に強化されたことで望遠時の画質もアップ。

左のオレンジ色がiPhone 17 Pro、右のグレーがiPhone 16 Pro。カメラユニット部のデザインが変わった記念で撮った写真が出てきたので

4800万画素の4x望遠が威力を発揮!
街角の「外猫」を絶妙な距離感で捉える

 となると望遠で撮りたくなるよね。iPhone 16 Proは広角カメラ(1xと2x)の上が5xといきなり飛んでたけど、iPhone 17 Proは2xの次が4xなので扱いやすくなったのも大きい。

 まずはうちの近所で。買い物の帰り、廃屋になった家があるなあと目をやると、その下から猫が現れたのだ。思わず撮っちゃうよね。住んでいた方が引っ越したか亡くなったかで、誰もいないので猫的にはありがたかったようだ。

住人がいなくなった家から突然這い出てきたハチワレ。こっそり隠れ家にしていたか。2025年10月 Apple iPhone 17 Pro

 この100mm相当の4x望遠は実に外で猫を撮るときに便利。次の1枚は小雨降る中の猫。飲食店の裏側なのだけど、商店街の人が世話をしているのか、猫用の傘まで用意されてたのだ。こういう街の隙間で暮らしてる猫というのもいい。

飲食街の裏手に住みついてる猫。お店の裏口には猫用の傘や発泡スチロールが用意されて雨の日も安心である。2025年11月 Apple iPhone 17 Pro

 もう1枚、4xで撮った猫。ここはかつて川だった、暗渠の護岸跡。その上にちょこんと猫が座っている。8xにしてもっと猫を大きく撮ろうかと思ったのだけど、ここは暗渠感を強めに出したい、と思ってしまったのだった。ここ、暗渠化したけれども人が入らないよう柵が置かれているので、こんないい感じの寂れっぷりが残っている。

猫がどこにいるんだ? と思われるかもしれないけど、暗渠の左側、護岸の上にちょこんと座っております。ほぼ暗渠写真。2025年11月 Apple iPhone 17 Pro

 望遠カメラが4800万画素になったことで、中央部1200万画素を切り出した「光学相当8倍ズーム」もサポート。

 車の影からちょろっと顔を出した白猫がいたけど、明らかにこっちを警戒している様子だったので、無理に近寄らず8xで。光学相当というけど、8xで撮るとちょっとディテールが不自然になる感はあるので、結局あまり使わなかった。

車の下からひょっこり顔を出した白猫。顔が明らかに緊張してるのでそっと遠くから。2025年9月 Apple iPhone 17 Pro

常用クオリティの「2xズーム」と
片手で撮れる「広角カメラ」の使い分け

 よく使っていたのが2xの望遠。4800万画素の広角カメラの中央部を切り出した「光学相当2倍ズーム」なのだが、望遠カメラに比べて大きめのセンサーを使っていることもあり、常用できるクオリティーで撮れるのだ。

 冒頭写真は、とあるお寺のお堂の廻縁。そこに2匹のキジトラがちょこんと座ってたので、2匹がいい感じに降雨におさまる用48mm相当の2xで撮ったものだ。

 次の木登り黒猫も2xで。4xにすればもっと大きく撮れたのだけど、木の様子も一緒に入れたかったので2xにとどめてみた。真冬で葉が落ちているのが良かった。夏、同じ場所を通りがかったときは、葉に覆われてて肉眼では猫がいるのかいないのかすらわからなかったから。

木登り黒猫。あえて2xの48mm相当で、木の幹や枝を多く入れ、木登り感を強調してみた。ただ、まぶしかったのかずっと目を閉じてたので顔がよくわからない。2025年12月 Apple iPhone 17 Pro

 猫が近くにいるときは24mm相当の広角カメラの出番。しゃがんだらチャトラが近寄ってきたので右手人差し指を出してみたところ。

 思わず右手を差し出しても左手で撮影できるのがスマホのいいところ。猫の顔を認識してちゃんと猫の顔にピントを合わせてくれるのがいい。

こういうシーンに強いのがスマホ。左手1本で撮れる。こわごわ指をくんくんしてるのがわかる。2026年7月 Apple iPhone 17 Pro

 背景を一緒に入れたいときも広角カメラの出番。とある神社の本殿脇に並んでいる3つの摂社。そのひとつがお気に入りなようで、そこにちょこんと収まってくつろいでたので、3つ並んだ祠がわかるアングルで狙ってみた。

最近、ここがお気に入りらしい。祠がいい感じで並んだアングルを狙ってしゃがんで撮影。神社に猫は似合う。2026年8月 Apple iPhone 17 Pro

 最後はふたたび4xの100mm相当望遠カメラで。夏の暑い日、車の下で日没を待っていたキジトラのハチワレだ。

夏の猫は車の下が定番。暑さを避けるにはちょうどよい場所なのだ。2026年7月 Apple iPhone 17 Pro

 さてさて、まもなく発表されるiPhone 18 Proに搭載されるカメラはどうなるか。折りたたみ型iPhoneをはじめ、さまざまな情報が飛び交っているけれども、発表が「噂の答え合わせ」になっては面白くもなんともないので、毎回可能な限り事前情報は入れないでApple Eventを楽しむことにしております。

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筆者紹介─荻窪 圭

 
著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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