第245回
最初はドラクエⅣの宣伝マンガだったのに大長編になった『DRAGON QUEST ダイの大冒険』【Amazonマンガ週末祭】
2026年08月28日 17時00分更新
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8月第4週(8月28~30日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「イチオシ少年マンガ」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回は三条陸、稲田浩司両センセイによる『DRAGON QUEST ダイの大冒険』をご紹介。
『DRAGON QUEST ダイの大冒険』は、ゲーム『ドラゴンクエスト』の世界観を元にしたオリジナルストーリー。ダイもポップもアバンもゲーム本編には登場しません。では、なぜ、こんなにオリジナルなのか。実は『ダイの大冒険』は、最初から「独自のドラクエ漫画を作ろう」と始まった企画ではなかったそうです。
原作の三条陸センセイによれば、そもそもの企画は『ドラゴンクエストIV』発売を盛り上げるための読み切り漫画としてのスタートでした。しかし、発売前にゲーム自体のストーリーを見せることはできない。そこで堀井雄二氏らとの打ち合わせを経て、『ドラゴンクエストI』~『III』で作られた世界観やおなじみのモンスターなどを使いつつ、主人公も物語もまったく違った、新しいドラゴンクエストを作ることになったのだそうです。
その結果、生まれたのがダイでした。
ゲームを忠実に漫画化できなかったという制約が、逆に漫画だけの勇者、仲間、敵、必殺技を育てることになり、宣伝のために描かれた読み切りが2作連続で読者アンケートで好評を博したことで連載化へ。そこから物語は、単行本全37巻に及ぶ大長編(Kindle版は1巻あたりの収録話数が多い全22巻)へと育っていきました。
ゲームを宣伝するために始まった漫画が、ゲームの物語を描けなかったために独自の冒険を始め、その冒険自体が人気になって長期連載になる。
用意されていた道を進めなかったからこそ紡がれた、一人の少年が勇者へと成長する道を描いた物語は、その成り立ちからして、すでに冒険に満ちたストーリーがあったのです。
ドラクエでモンスターが仲間になるのはVからだが、
ダイはⅣの発売前の時点でモンスターと暮らす少年という設定になっているのもエモい
DRAGON QUEST ダイの大冒険
三条陸 (原作), 稲田浩司 (著), 堀井雄二 (監修)
全22巻(完結)
14,960円 +ポイント還元 7,480 pt (50%)
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