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山根博士のグロスマレビュー

日本にも来る!? 「Nothing Phone (4b)」光る背面は健在! カジュアルな透明スマホは入門機に最適

2026年08月27日 12時00分更新

 Nothingが2026年7月に発表した「Nothing Phone (4b)」は、アルファベットの型番のつくミドルハイクラスのシリーズとして、初の「b」を冠したモデルだ。上位モデルの「Nothing Phone (4a)」からスペックを抑えることで、価格を引き下げている。

 今回は、ロンドンのNothingストアで購入した実機をレビューする。

Nothing Phone (4b)

UVコーティング樹脂ボディーの
カジュアルなスマホ

 Nothing Phone (4b)の基本性能はチップセットがクアルコムのSnapdragon 6 Gen 4を搭載、メモリーは8GBでストレージは128GBを搭載する。ディスプレーは6.77型で2344×1080ドットの解像度、リフレッシュレートは120Hzで最大輝度は2000ニトのAMOLEDを採用している。

 スペックを見るとNothing Phone (4a)よりもかなり抑えられている。ヨーロッパでの価格は329ユーロ(約6万1000円)で、3月に発表されたNothing Phone (4a)の349ユーロ(約6万5000円)と大きな差はないが、昨今のメモリー価格上昇が価格に影響していると考えられる。

6.77型ディスプレーを採用

 本体デザインは樹脂の質感をそのまま出した仕上げで、ユニボディー構造。表面はUVコーティングを施すことで耐久性となめらかな手触りを両立している。なお、製品パッケージには透明ケースも付属している。

 カメラは広角5000万画素と超広角800万画素の2つで、フロントカメラは1600万画素。カメラバンプ部分のみクリアTPUで覆うことで、歴代のNothing Phoneシリーズに通じるデザインを取り入れている一方、ベーシックモデルのCMF Phoneシリーズにも通じるデザインだ。

カメラバンプ部分のみを透明素材でカバーする

 本体サイズは78.2×164.4×8.6mm、重さは210g。本体カラーはホワイトとブラック、そしてオンライン限定のブルーの3色だが、ロンドンのNothingストアではブルーを店舗販売していた。本体の左側面にはAIノート機能「Essential Space」へ素早くアクセスできるEssential Keyを搭載。これはCMF Phoneにはなく、Nothing Phoneシリーズだけの機能である。

側面にあるEssential Key

 カメラのレンズ部分の出っ張りは、最近のスマートフォンとしてはそれほどでもなく、ポケットにもスムーズに入れられる。バッテリー容量は5200mAhで、これは歴代モデルの中で最大容量だ。駆動時間はNothing Phone (4a)よりも約1時間長いという。33Wの急速充電により約1時間で満充電が可能だ。

カメラ部分の厚みを見る

上位モデルと同じ「光る通知バー」を搭載

 OSはAndroid 16をベースにしたNothing OS 4.1を搭載。3世代のOSアップデートが保証される。歴代モデルと同じモノクロをベースにした美しいUIを採用している。本モデル発表時点では日本への正式な投入時期は発表されておらず、海外販売品のためFeliCaも搭載していないが、技適はすでに取得済みだ。

Nothing OS 4.1を搭載、技適もある

 Nothing製品を一元管理できるアプリ「Nothing X」、音声を整った文章へ変換するAI入力機能「Essential Voice」、前述したAI情報整理機能「Essential Space」など、Nothing独自の機能も搭載。

 さらにGlyph Interfaceも備えており、Nothing Phone (4a)と同様、縦方向に配置されたLEDライト「Glyph Bar」で着信や通知、充電状況などを視覚的に知らせてくれる。

Nothing独自機能も多く搭載している

 Glyph Barは縦に5つのブロックを並べた構成で、Nothing Phone (4a)の7ゾーン構成よりも簡素化されている。表示の細かさは抑えられているものの、通知などを光で伝える、Nothingらしい個性を感じられる機能だ。

Glyph Barはより簡略化された

 Geekbench 6によるベンチ測定は、シングルコア1102、マルチコア3122だった。下位モデルCMF Phone 2 Proが搭載するMediaTekのDimensity 7300 Proより性能は高いが、Nothingシリーズとしては低い性能であり、CMF Phoneシリーズに代わるNothing入門機という位置付けの製品と言えるだろう。

Geekbench 6のスコア

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