まだまだ残暑が続いていますが、コンビニでは一足先に中華まんの季節がやってきました!
ファミリーマートでは8月18日から、中華まんの販売が順次スタート。定番の肉まんなどが店頭に並び始めています。レジ横で中華まんを見かけると、ついつい買いたくなっちゃいますよね。
9月1日からは、人気の「極旨 黒豚まん」(以下、黒豚まん)が登場しましたよ。
黒豚まんは2019年に登場したプレミアム中華まん。ファミマのスタンダードな中華まんより高価格帯ですが、毎年売り上げを伸ばし、昨年から「じゅわっとジューシー本格肉まん」(以下、肉まん)に次ぐ、売り上げ2位の人気商品となっています。※年度別実績より(3月~2月)
さらに今年は、昨年初登場した「極旨 黒豚まんカレー」もリニューアルして登場します。
ちょっとお高め。それでも毎年支持を広げている黒豚まんの魅力はどこにあるのでしょうか? 実際に食べつつ、ファミリーマートの担当者にも話を聞きました。
毎年人気の「黒豚まん」
結局、肉まんと何が違う?
黒豚まんのルーツは、2013年に登場した「ファミマプレミアム肉まん」。これをリニューアルする形で、2019年に黒豚まんとして新たにスタートしました。
スタンダードな肉まんとは何が違うのでしょうか?
最大の特徴は、その重量感。手に取ってみると、ずっしり。
黒豚まんはスタンダードな肉まんよりひとまわり大きく、レジ横のスチーマーに並んでいても、ひときわ目を引きます。
ファミリーマートの担当者によると、重量の目安は肉まんが約85gなのに対し、黒豚まんは約110gだそう。
実際にナベコが測ってみたところ、肉まんが94g、黒豚まんは137gありました。なんと40g以上の差!
さらに、生地と具材の比率も違います。黒豚まんは生地約5割、具材約5割。スタンダードな肉まんが具材約45%なのに対して、さらに具材がぎっしり詰まっています。
そして、単純に肉まんを大きくしただけではありません。使用する豚肉は国産黒豚100%。玉ねぎにも淡路島産をはじめとする国産玉ねぎを使用するなど、素材にもこだわっています。
一般的な豚に比べて生産量が少なく希少な国産黒豚を贅沢に使用し、黒豚まんならでのプレミアム感を演出しています。さらに、厚みのあるふんわりもっちりとした生地が、素材の甘みを一層引き立てている設計になっています。
黒豚ゴロゴロ!
でも、意外とあっさりなんです
ナベコ的にポイントだと思っているのが、食べ飽きない味。スタンダードな肉まんが醤油をしっかりきかせているのに対して、黒豚まんはあっさりとした塩味です。
ガブッとかじると、ふんわりした生地の中からゴロゴロとジューシーな黒豚が飛び込んできます。具材がみっちりなのに、絶妙な塩加減で重たくない。意外なくらい食べ進められて、大きいサイズ感でもペロリ。
この味を支えているのが、アルペンザルツ岩塩。岩塩で肉そのものの旨みを引き立て、さらに玉ねぎのやさしい甘みで旨みを重ねているとのこと。だからこそ、旨みはしっかりあるのに、押しつけがましくない味わいなんですね。
さらに今回、担当者に聞いたところ「隠し味に醤油をちょっと加えている」とのこと。こうした細かな味付けも、全体のバランスを支えているのでしょう。
スタンダードな肉まんのわかりやすいおいしさとはまた違う、素材のよさを生かした、どっしり構えた塩味。大きいのに最後まで飽きずに食べられる。これはリピートしたくなります。
「ちょっと高い」のに毎年売れる理由
食べれば「また買いたい」と思うのですが、気になるのはやっぱり価格です。
黒豚まんは、スタンダードな肉まんよりちょっとお高め。物価高が続く中、それでも毎年売り上げを伸ばしているのはなぜなのでしょうか?
そこで、ファミリーマートの商品担当・田中洋平さんに聞いてみました。
――黒豚まんならではの売れ方の傾向ってありますか?
「中華まんカテゴリー全体と黒豚まん単品で見ると、だいたい同じような流れで売れています。ただ、夕方は黒豚まんのほうが、中華まん全体に比べてちょっと売れているんですよね。
仕事帰りの会社員の方や、年代では40~50代の方が買っている比率が少し高い商品です。仕事帰りに食事を買う際のプラス一品として、選んでいただいている例が多いのかなと思っています」
――へえ、夕方に強いんですね。黒豚まんって2019年の発売から毎年売り上げを伸ばしているそうですが、物価高でいろいろ高くなっている中でも売れている。これはなぜなんでしょう?
「中華まん全般に言えることですが、最近はお得感を実感されるお客様が多い印象です。250円の黒豚まんも満足感が高いため、朝・昼・晩の食事における一つの選択肢として選んでいただく機会が増えています」
言われてみれば、たしかに。
スタンダードな肉まんは180円、黒豚まんは250円。今、コンビニであれこれ買うと500円以上なんてあっという間ですから、このボリューム、このおいしさで250円と考えると、案外お手頃なのかも!
毎年売り上げを伸ばしているのも、なんだか納得できた気がします。
■次ページ:カレーまんは“カレー”が主役? 「黒豚まんカレー」2年目の答え
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