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”壇蜜”はテレビ向けに作られたキャラなのか?素顔を知る夫が描く 『「壇蜜」』【Amazonマンガ週末祭】

2026年09月05日 17時00分更新

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 9月第1週(9月4~6日)の「Amazonマンガ週末祭」は、「口コミで話題の作品」特集。対象作品が全巻50%ポイント還元セールです。その中から、今回は清野とおるセンセイの『「壇蜜」』をご紹介。

壇蜜はテレビの中より実物のほうが壇蜜だった

 芸能人の私生活を描く漫画というと、「テレビではあんな感じだけど、家では意外と……」という話になりそうですが、本作を読む限り、壇蜜は、家でもだいたい壇蜜です。

 作者は夫の清野とおるセンセイ。『東京都北区赤羽』などで、街にいる妙な人々を観察してきた漫画家ですが、今度の観察対象は自分の妻。その妻が、妖艶な魅力で一世を風靡したタレント、壇蜜さんなのです。

 壇蜜さんの奇妙さは、テレビなどを見ていても「あ、この人ちょっと奇妙だな」と感じられるくらいだと思いますが、私の当初の印象だと、たぶんめちゃくちゃ頭のいい方で、すべてテレビ向けの計算されたキャラクターなんだろうと思っていました。

 ところが本書を見る限り違うのです。壇蜜さんはテレビで見たまんまが壇蜜のようなのです。なにしろ本書の公式サイトでも「不条理そのものが人の形を取ったかのような存在」とまで表現していますので。むしろテレビで見えていた側面のほうが、逆に取り繕っていたのでは…くらいの印象になるます。テレビから感じる、妙に落ち着いているのにどこかズレている壇蜜像へ、細かな生活上の証拠がどんどん追加されていく感じです。

 芸能人と漫画家が結婚した、というだけでも十分漫画みたいな話ですが、でも『「壇蜜」』を読むと、それ以上に面白いのは、その結婚相手の生活の中身まで漫画だったこと。世間が知っていた壇蜜は、作られたキャラクターだったのか?

 少なくとも清野センセイの観察記を読む限り、家に帰ってからのほうが、さらに壇蜜でした。 

第1巻の表紙だけを見ても、そんな馬鹿なwとしか思えないが実話らしい

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「壇蜜」
清野とおる (著) 
全3巻(続巻)
2,376円 +ポイント還元 1,188 pt (50%)
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作品紹介 
 漫画家・清野とおるが、妻であるタレント・壇蜜との交際、結婚、日常を描くノンフィクション漫画。2019年の結婚からさかのぼり、二人がどう距離を縮め、なぜ夫婦になったのかを追っていく。華やかな芸能人夫婦ものというより、清野氏ならではの観察眼で壇蜜という人物の奇妙さと日常を拾い続ける、かなり変わった夫婦観察記。

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