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Thunderbolt 5の爆速に驚いた! 「ASCII×Belkin」ファンミーティング参加者に聞くベルキンのドック&ハブが選ばれる理由

2026年08月11日 12時00分更新

 ASCII.jpがベルキンのドック&ハブ製品を集めた体験型イベント「ASCII×Belkin FAN MEETING」を7月31日に開催しました。

 会場には最新のデジタルインターフェース規格「Thunderbolt 5」にも対応するフラッグシップモデルの「Belkin Connect 14-in-1 Thunderbolt 5ドッキングステーション(INC031)」をはじめ、MacとWindows、ChromeOSまで幅広い互換性を確保し、最大3台のモニターに映像を同時に出力できる「Belkin ユニバーサル 16ポート トリプルディスプレイ USB-Cドック(INC026)」、接続されたディスプレイのオン/オフを一瞬で切り替えられるプライバシー保護ボタンを搭載する「8ポートデュアルディスプレイUSB-Cハブ(INC027)」が集められました。

 さらにオフィスやクリエイターの制作環境を再現したデモスペースも設けられ、参加者はベルキン製品の実機に触れながら高速データ転送のパフォーマンスや使い勝手を体験しました。

ベルキンが大切にする「品質・互換性・耐久性」

 冒頭の特別ゲストセッションには、ベルキンのアジア地域プロダクトマネジメント責任者のジェニー・ライ氏が登壇しました。

 ベルキンは創業から43年にわたり、充電やデバイス保護、コネクティビティなどさまざまなカテゴリーに及ぶ製品を展開してきました。ライ氏によれば、ベルキンの開発姿勢として、常にユーザーのニーズを知ることから始まり、「シンプルで信頼性が高く、使いやすいソリューション」に落とし込むことが一貫されてきたといいます。

ベルキンの歴史とブランドポリシーを語るアジア地域ヘッド・オブ・プロダクト・マネジメントのジェニー・ライ氏が、イベントのゲストスピーカーとして駆け付けました

 ライ氏はベルキンによるものづくりを支える3原則として「品質・互換性・耐久性」を挙げました。

 製品は開発の各段階で、機械、環境性能、信頼性など広範囲の試験を受けます。ライ氏は「今日だけでなく、毎日使っても変わらず信頼できるものを提供したい」と語りました。多数のデバイスを接続するドック&ハブ製品は、いわばデスクトップの司令塔。地味に見えて、ユーザーが安心して使い倒せることがとても重要なのです。

 ドック&ハブ製品の内部にこもる熱を、冷却ファンに頼らず独自の構造で効率よく逃がす設計思想についても、ライ氏は「ベルキンならではのこだわり」だと語ります。ファンノイズを抑えられるだけでなく、空気とともにホコリを吸い込むことで生じる故障やトラブルのリスクも低減し、ユーザーが長く安心して使い続けられるよう配慮しています。

全部盛りのフラッグシップ「INC031」

 「INC031」は、ベルキンが7月27日からオンライン先行販売をスタートしたばかりの新製品です。最新のThunderbolt 5規格に対応する製品に本機を接続すると、最大80Gbpsの双方向データ転送環境が実現します。

Thunderbolt 5対応のフラグシップモデル「INC031」

 映像出力を優先する「Bandwidth Boost」モードに切り替えると、送信帯域が最大120Gbpsに達し、8Kディスプレイや高速SSD、外付けGPUなど本格的なクリエーションに必要なプロフェッショナル向け周辺機器とスムーズに連携します。

 搭載するポートは数だけでなく種類も豊富。DisplayPort 2.1、HDMI 2.1、そしてThunderbolt 5ポートの組み合わせにより、4K/144Hzを最大3台、8K/60Hzを最大2台まで同時に組み合わせて使えるマルチディスプレイ環境も構築できます。

本体の側面前後に合計14基の多種多様なポートを搭載しています

 その他の機能も豊富。最高2.5Gbpsの高速イーサネットやSD/microSDカードスロットも装備。ホストPCに最大140Wの給電もできます。

 会場でINC031を体験していたJUNさんに、新製品やベルキンの印象を聞きました。JUNさんは自身のYouTubeチャンネル「クラフトデイズ/@lifecreate5」で最新デジタルガジェットの情報を発信するブロガー・YouTuberです。

 JUNさんは普段、MacBook Proと比較的大型のドックを組み合わせて仕事をしています。外部ディスプレイとMacBook Proの画面を併用しながら、複数の外付けSSDを接続して動画を編集。撮影済みの素材や完成した動画をMacBook本体のストレージだけに保存すると容量が足りなくなるため、外部ストレージを制作環境の一部として使っているそうです。

プロのクリエイターとして、ベルキンの「INC031」を魅力を語ってくれたJUNさん

 そのためJUNさんが「INC031」で特に注目したのは、豊富なポートの数もさることながら、データの高速転送性能でした。「10Gbpsで転送できるポートがいくつもあるのはとても魅力的」と評価します。複数のSSDを高速転送が可能なポートにそれぞれ接続できれば、動画編集用の素材と保存データを使い分ける際に、毎回めんどうな抜き差しが不要になります。

 一方でJUNさんは、「高性能なMacBook Proを使っている人が、必ずしもマルチディスプレイ環境を必要とするとは限らない」とも率直に指摘しました。ポート数やディスプレイ出力の数字だけではなく、自身が日常的に使うストレージや周辺機器のスペックを引き出せるかどうかをJUNさんも重視しているといいます。

 JUNさんがこれまでベルキンに抱いていたのは、Apple Watchの充電器をはじめとする、Appleデバイス向けアクセサリーのブランドというイメージでした。今回のイベントで本格的なドック製品を見て、製品ジャンルの幅広さをあらためて知ったといいます。

MacとWindowsのどちらにも対応する「INC026」

 「INC026」はプロフェッショナルのクリエイター向けを意識して、最大16基のポート拡張やトリプルディスプレイ出力を実現するUSB-Cハブです。本機が採用するDisplayLinkテクノロジーにより、組み合わせるPCのパフォーマンスに制約を受けることなく、複数のデバイスやディスプレイを接続した環境でも快適に動作します。Mac、Windows、Chrome OSで最大3台まで4K/60Hzの映像出力に対応しています。

コンパクトなサイズも魅力的な「INC026」

 たとえば、MacBook Airのように高いスペックを備えていながら、ポートの数は比較的少ないモバイルPCによる動画などコンテンツ制作環境に、「INC026」はベストフィットしそうです。

 今回のイベントに参加していたUranus studioさんに、「INC026」の印象を聞きました。Uranus studioさん、自身のYouTubeチャンネル「うらぬす studio/@uranus_vt」でゲーミング機器を中心にレビューを発信しているYouTuberです。

 ゲーミング関連機器はWindows互換を優先するプロダクトが多いことから、Uranus studioさんも普段はメインマシンとしてWindowsを使いながら、動画編集や製品レビューをしているそうです。「『INC026』をはじめ、ベルキンのドック&ハブ製品は豊富なポートの中にUSBやHDMIだけでなく、ゲーミングモニターとの互換性が高いDisplayPortがしっかりあるのでうれしいですね」と好印象。最大2.5Gbpsのイーサネット接続にも対応しているので、デスクトップでのクリエイティブワークが安定する環境も構築できそうです。

WindowsとMac、2種類のPCとマルチディスプレイ環境を再現した「INC026」の体験エリア

 Uranus studioさんは現在、複数のPCを1台のディスプレイや周辺機器につなぎ替えて使うことが多いそうです。仕事用と個人用のPCを併用する環境では、ディスプレイの台数だけでなく、PCを切り替えたあともキーボードやストレージをそのまま使えることが重要になります。

 MacとWindowsのどちらにも対応し、周辺機器をまとめて集約できる「INC026」はUranus studioさんのような使い方を求めるユーザーにも向いています。

ボタンひとつで画面を隠せる「INC027」

 8つのポートを搭載するコンパクトな「INC027」は、本体上面に独自のモニタープライバシーボタンを搭載しています。押すと外部ディスプレイだけを瞬時にオフにでき、PCや有線LANとの接続は維持されます。

 JUNさんは、以前は教員として働いていたそうです。「INC027」のプライバシーボタンは「教育現場でも便利に活用できそう」と語ります。なぜなら、教員はよくパソコンの画面にテストの解答のような、生徒に絶対見せられない情報を表示していることがあるので「ボタンを押して瞬時に画面を消せる機能が重宝されそう」と評価しました。

本体の右側天面にプライバシーボタンを搭載する「INC027」

 ITエンジニアとして日ごろからウェブ開発の仕事に携わっている、えんさんにもイベント会場でコメントを聞くことができました。えんさんは勤めているオフィスでも、Macとベルキンを組み合わせて使っているそうです。ベルキンのブランドやプロダクトのイメージについて「価格はワンランク上ですが、その分、長く使える品質の高いプロダクトを提供しているイメージがある」といいます。

 立ち上がりの速さと安定したパフォーマンス、さまざまな製品との幅広い互換性が確保されていることも、ブランドの安心感につながっているのではないかといいます。以前、他社製のハブで接続にとても苦労した経験があるだけに、「INC027」の素速い画面制御と安定性にも、えんさんは注目していました。

ITエンジニアのえんさんが、ベルキンのブランドの印象を語ってくれました

 価格についてはほかの製品よりも少し高額なイメージがあるとしながらも、シンプルで洗練されたデザインを高く評価。「ベルキンの製品に合わせてデスクや部屋も整理したくなりますよね」と、実機に触れながら楽しそうに語ってくれました。

 多くの参加者が自分の仕事や過去の経験に重ねながら、ベルキンの個性的な製品を試す姿からも、ドック&ハブ製品の魅力はポートの数だけでは決まらないことが伝わってきました。

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