週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「そういえば……」な疑問に30秒解説

「4Kテレビ」の“4”って何の数字? 3Kや5Kはないの?

2026年08月15日 09時00分更新

「4K」が大活躍してるのに、1K2K3Kはどこで油売ってるんだ?

なんで「4」Kだけが有名なの? ほかの数字はどうなってるの?

 テレビや外付けディスプレー周りの話題で「4K」という単語をよく目にします。高精細・高解像度をウリにした製品はたいてい「4K」を謳っていますが、ここで素朴な疑問が湧き上がるでしょう。

 「1Kから3Kはどうしたの?」「5K以降は? あるなら●Kまで存在するの?」……今回はそんな疑問にお答えします。

【疑問】4Kは大活躍してるのに、1K2K3Kはどこで油売ってんの?
【答え】実は、1Kから3Kにあたるモノは存在しています!

 まず、「4K」のKは“1000の位”をあらわしています。つまり“4K=4000”という意味です。なぜ4000なのかと言えば、ディスプレーを構成する画素が横におよそ4000個並んでいることを示したいからです(正確には3840個)。同じく縦には2160個並んでいるため、いわゆる4Kディスプレーには計829万4400個もの画素が敷き詰められています。

 この画素が画面にどれだけ敷き詰められているかをあらわす数字は“解像度”と呼ばれ、たとえば「4K」の解像度は“3840×2160”と表記します。画面サイズが同じなら、表示する絵は画素数が多いほど高精細に見えます。フルHDは1920×1080ですから、「4K」はフルHDよりも約4倍の画素数を持つため、それだけ高精細に絵を描写できる、というわけです。

なぜ4000なのかと言えば、ディスプレーを構成する画素が横におよそ4000個並んでいるから(正確には3840個)

 と、ここまで書けば察しの良い方々は正解にたどり着いたかと思います。横の画素数が約4000個で「4K」と名乗るならば、先ほど登場した“フルHD解像度(1920×1080=横の画素数が約2000個)”こそが2Kにあたるモノなのです。

 なお、1Kと3Kに関しては特に共通認識がないものの、ひと昔前のテレビに多かった、いわゆる“HD解像度(1280×720=横の画素数が約1000個)”あたりを1Kだと強弁することは可能、かもしれません。同じく、ノートPCや外付けディスプレーでたまに見かける2880×1620や3200×1800の画面は3Kだと言い張れなくもありません……よね?

【疑問】5K以降はどうなってんの?
【答え】とりあえず16Kまではあるようです!

 自主的に名乗っているモノから、共通認識はないものの1Kや3Kのように“横の画素数がおおむね似通っている”モノまで集めてみました!

■5K
 Apple「Studio Display」が5Kを名乗っています。解像度は5120×2880です。

■6K
 Apple「Pro Display XDR」が“Retina 6Kディスプレイ”と名乗っています。解像度は6016×3384でした。ほかにも、映画撮影に使われる「Blackmagic Cinema Camera 6K」のセンサー(6048×4032)などが6Kを名乗っています。

■8K
 「4K」の4倍にあたる7680×4320解像度が8Kです。未だ少数ですが8Kテレビも発売されています。NHKは“8Kスーパーハイビジョン”という名称でイメージセンサーや専用カメラの開発を進めており、衛星放送のNHK BS8Kにて対応番組が放送中です。

■16K
 8Kの4倍、「4K」の16倍にあたる16Kも存在します。解像度は15360×8640となります。なお、ラスベガスの商業施設「Sphere」の半球型スクリーンは16K×16Kと言われています。いつか観に行きたいものです!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事