週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

6割超の企業で「セキュリティは取引条件」 SCS対応も進む/パワハラと指導の違い、あなたの基準は?/AIへの危機感か 転職希望のIT人材が増加、ほか

フィッシング攻撃数は2割減でも安心はできず/職場の「指導」と「パワハラ」を分ける境界線は? 意識調査

[セキュリティ] フィッシング攻撃は“量より質”へ、攻撃総数は2割減でも安心はできず(Zscaler、7月24日)
・フィッシング攻撃は“量より質”へ変化、攻撃総数は2年連続で20%減少
・AI生成による“おとりサイト”や、多要素認証をリアルタイムで回避する攻撃ツールが拡大 ・日本をターゲットとした攻撃試行は1年間で1500万件以上

 同社の「2026年版 ThreatLabz フィッシングと初期アクセスに関するレポート」より。フィッシング攻撃は「高精度な攻撃」へとシフトしており、攻撃総数は2年連続で20%の減少。一方で、従来の不審な特徴(文法ミスなど)を排除しながら、信頼度の高いワークフロー(請求、契約更新など)を模倣した攻撃を展開しているという。標的となった業界別に見ると、サービス業界は前年比65.5%増、政府機関は同 50%増と、攻撃が特定業界に集中していることも特徴だ。

 ⇒ 「フィッシング攻撃の件数が大きく減った」のは喜ばしい事実ですが、むしろ1件あたりの攻撃精度が上がっており、安心材料にはならないという分析結果です。なお、フィッシング攻撃で最もなりすましに使われているブランドは「Microsoft」と「Google」とのことです。皆さんも十分にご注意を。

[仕事] 職場の「指導」と「パワハラ」を分ける境界線は? 最も多い回答は「言い方/口調の強さ」(浅野総合法律事務所、7月21日)
・「パワハラと接点がない」は2割未満、「自分が受けた」「身近で見聞き」が各4割
・業務上の指導とパワハラを分ける決め手は「言い方・口調の強さ」が約9割と突出
・半数は「自分の言動がパワハラと受け取られるかもしれない」と不安も感じている

 全国の20~60代の男女300名を対象とした調査より。パワハラとの接点が「これまで一度もない」人は16.3%と少数派で、「身近で見聞きした」人は41.7%、さらに「自分が受けた」人が41.0%に達した。さまざまな行為を挙げて「パワハラか、指導の範囲か」の判断を尋ねた設問では、「『この仕事、向いていないかも』と本人に伝える」をパワハラと判断した人が最多(86.0%)。一方で「ミスが続く間、難易度の低い仕事を任せる」行為は、87.7%が「指導の範囲」と判断しており、行為の内容により判断は大きく分かれる。パワハラ被害を受けたり、パワハラを目撃したときの対応として「我慢した」「何もできなかった」が半数近くを占めており、社外の専門機関への相談は2.0%にとどまった。

 ⇒ 同じ言動であっても「言い方・口調の強さ」「業務上で必要か」「頻度が多い、しつこいか」によって“指導ではなくパワハラ”だと判断する人が多いという結果も出ており、「適切な指導の範囲」にとどめるうえでの参考になります。

職場でパワハラを「受けた」または「見聞きした」経験(出典:浅野総合法律事務所)

それぞれの行為をパワハラと思うか、指導の範囲だと思うか(出典:浅野総合法律事務所)

同じ言動に対しても「指導の範囲を超えたパワハラ」と受け止めることがある(出典:浅野総合法律事務所)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事