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山根博士のグロスマレビュー

タブレットよりコレ! 5.2mmの極薄ボディーに高画質カメラ搭載のファーウェイ製折りたたみ機「Pura X Max」

2026年07月05日 12時00分更新

 ファーウェイから新たな形状の折りたたみスマートフォン「Pura X Max」が中国で発売になった。本体を横に開く形状は既存のFoldタイプのモデルと同じだが、縦方向の長さが短く、横に広い大きさで使うことのできるスマートフォンだ。

 この秋、登場が噂されているアップル初の折りたたみiPhoneもこの形状と見られており、今後主流となるデザインになるかもしれない。

◆閉じても使いやすい「絶妙なサイズ」

 Pura X Maxは、本体を開くと横にワイドなディスプレーが現れる。一般的な横開き型モデル、いわゆるFoldタイプの製品は開くとほぼ正方形のディスプレーとなるが、Pura X Maxは3:4に近い大きさとなる。そのため同じ折りたたみスマートフォンでありながらも、その外観の印象はかなり異なる。

 なお、中国での価格はメモリー12GB、ストレージ256GBモデルが1万999元(約25万9000円)だ。

横ワイドなディスプレーを搭載

 この独特な形状のため、本体を閉じたときの大きさもFoldタイプや縦折りのFlipタイプとは大きく異なっている。閉じたときのディスプレーサイズは5.4型(1264×1848ドット)で、アスペクト比は約2.7:4、または約10.9:16となる。折りたたみスマートフォンとしては閉じた状態でもやや横に広い形状だ。チップセットはHiSiliconのKirin 9030を搭載している。

閉じてた状態では横幅がやや広い

 背面のカメラは横一列に3つが並ぶ。Puraシリーズはファーウェイのカメラフォンのシリーズでもあり、カメラは5000万画素の広角、5000万画素の3.5倍望遠、1250万画素の超広角が搭載されている。

 また、通常モデル以外に、ボディーをフェイクレザーにした高級仕上げのモデルもラインナップされている。

トリプルカメラが上部に並ぶ

 閉じたときの本体サイズは約85×120×11.2mm、重さは229gだ。カメラバンプの出っ張りはあるものの、縦方向のサイズが小さいこともあって指先を当てるのにちょうどいい形状であり、気になるものではない。電源ボタンは指紋認証センサーも兼ねている。

閉じたときの厚みは11.2mm

 Flipタイプのスマートフォンより本体サイズは大きいものの、片手でも持てる大きさであり、またアウトディスプレーサイズが大きいため、閉じたままでも常用できると感じられた。「絶妙なサイズ感」これがPura X Maxを使っての感想だ。

絶妙なサイズ感がいい

◆3:4に近い横ワイドディスプレー

 本体を開くと7.7型(2584×1828ドット)のディスプレーサイズとなる。アスペクト比は2.8:4または11.3:16で、かなり横に広い。タブレットを一回りも二回りも小さくした、そんな印象を受けた。フロントカメラは右上に800万画素を搭載、アウトディスプレーにも800万画素を内蔵している。

横にワイドなディスプレー

 開いた状態の背面側は、こちらもあまり他社では見慣れないデザインだ。また、カメラ使用時に追アウトディスプレーをプレビューとして使うこともできる。

開いた状態を背面側から見る

 開いた状態の本体サイズは約120×166.5×5.2mmで、最近のFoldタイプの折りたたみスマートフォンに近い薄さを実現している。このボディーの中に5300mAhのバッテリーを内蔵、有線では66W、無線では50Wの急速充電に対応している。

厚さは5.2mm

 ディスプレーの折り目は目立たないほうであり、上下方向の長さが短いこともあって普段使っているぶんには気になるものではない。表面には保護ガラスが貼られているが剥がしての使用は厳禁だ。メインディスプレーは後述するが、スタイラス入力にも対応している。

折り目はあまり目立たないほうだ

 ヒンジを途中まで曲げて使う、いわゆる「フレックス」モードでは、たたむ側の角度はあまり深い位置では止めることはできない。また、開く側はカメラ部分の重さもあってか、こちらも一般的なFoldタイプのモデルより開ける角度はやや浅めである。とはいえ、これだけの角度があればどちらの位置でも実用上は問題ない。

ヒンジを閉じた側での最小固定位置

ヒンジを開いた側での最大固定位置

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