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ソニー「1000X THE COLLEXION」

やっぱりソニー、箱を開けた瞬間からテンションが上がる10周年ヘッドホン

ソニー「1000X THE COLLEXION」

「1000X」シリーズ10周年を祝うマイルストーン的存在

 ソニーのフラッグシップヘッドホン「MDR-1000X」からシリーズ10周年の節目に登場した「1000X THE COLLEXION」は、極上の触感とデザインを満喫できるプレミアムなヘッドホン。

 これまでの1000Xシリーズは「最高峰のノイキャンと機能」を軸に進化してきましたが、「1000X THE COLLEXION」はアプローチが違います。「所有感」や「上質な体験」に重きを置いたマイルストーン的なモデルなのです。

 Bowers & Wilkinsの「Px8」シリーズなど、10万円クラスの超高級ヘッドホンに真っ向勝負を挑む「1000X THE COLLEXION」。箱を開けた瞬間から音楽を聴き終えるまで、ずっとテンションを上げ続けてくれるポイントをご紹介します!

【目次】この記事で書かれていること:

1000X THE COLLEXIONのメリットと注意点

1000X THE COLLEXIONを購入する3つのメリット
1)機能ではなく「体験」から逆算された、極上の質感と装着感
2)3つのモードに進化!「360 Upmix」と妥協なき音質
3)すっきり軽い! 持ち歩きたくなる洗練デザインとケース

購入時に確認したい2つのポイント
1)性能至上主義なら「WH-1000XM6」という選択肢も
2)折り畳み機構は非搭載

まとめ
詳細スペック情報
製品ギャラリー

1000X THE COLLEXIONを購入する3つのメリット

ポイント(1):機能ではなく「体験」から逆算された、極上の質感と装着感

 「1000X THE COLLEXION」はソニー初のプレミアムクラスヘッドホンとして、スペックありきではなく「心地よい体験」を軸にデザインされています。

 実際に手に取ると、まず意識するのが上質な質感。骨格となる金属の剛性構造と、新開発の柔らかな合皮クッション。素材をあえてこの二つに絞ることで、それぞれの質感が際立つデザインです。首に掛けた際や装着時にもファッションの一部として馴染むよう綿密に設計されています。

キャリングケースを空けた際に気分が高揚する、質感が際立つデザイン

 イヤーパッドからハウジングまで同一素材で包み込む合皮部品の一体感も美しく、ステンレス製のヒンジやスライダーの存在感が、洗練された佇まいを生み出します。薄型化されたハウジングは悪目立ちせずスマート。

滑らかに伸縮、回転するステンレス製のヒンジとスライダーの質感も秀逸

 さらに驚くべきは装着感です。耳への接触や圧迫を抑えて優しく包み込み、長時間のリスニングでも全くストレスを感じません。見た目だけでなく、肌に触れる部分まですべてがVIP待遇。これは本当に実機に触れて確かめてほしい部分。この包まれ感だけで幸せになれますよ!

装着すると耳を優しく包み込み、ストレスは皆無。手に持つ際の質感も所有欲を満たしてくれます

イヤーパッドからハウジングまで同一素材で包み込む合皮は個性を抑えつつ、着用者の服装に溶け込むデザイン

ハウジング内部に「LR」がさりげなくあしらわれ、装着の向きを確かめるストレスもなし

YouTubeでソニー「1000X THE COLLEXION」のレビュー動画を見る

ポイント(2):3つのモードに進化!「360 Upmix」と妥協なき音質

 音質面でも妥協はありません。フラグシップヘッドホン「WH-1000XM6」の技術をベースに、「1000X THE COLLEXION」専用に音質を最適化。著名マスタリングエンジニアと共創したチューニングや、ヘッドホン初の「DSEE Ultimate」対応で、余韻まで美しい豊かな高音質を実現。

「1000X THE COLLEXION」専用設計のドライバーユニットを搭載。柔らかいエッジ部に加え、独自設計の一方向カーボン積層コアコンポジットで作られた高剛性のドームが、繊細な高域の表現と広大な音場を実現

次世代となる「統合プロセッサーV3」を搭載。従来より処理能力を高め、メモリ容量も大幅に増加。これにより、ヘッドホンとして初めて「DSEE Ultimate」と空間音響「360 Upmix」が3つのモードに拡張

 そして特筆すべきは、進化した立体音響「360 Upmix」。「WH-1000XM6」ではシネマコンテンツ向け「360 Upmix for Cinema」のみでしたが、「1000X THE COLLEXION」はこれに加えて音楽用の「ミュージック」、ゲーム用の「ゲーム」を新たに追加。コンテンツに合わせた3つのモードに対応しました。本体側面のボタンでサクサク切り替えられ、どんなエンタメでも「特等席」の臨場感を満喫できます。

立体音響「360 Upmix」は「WH-1000XM6」のシネマに加えて、ミュージックとゲームにも対応

画像左側ハウジング上部のリスニングモードボタンで、「360 Upmix」など各サウンドモードを瞬時に切り替え可能

前後の曲出しや音量調整、再生/一時停止といった操作はハウジング内蔵センサーでタッチ操作できます

ポイント(3):すっきり軽い! 持ち歩きたくなる洗練デザインとケース

 プレミアムな素材を採用しながら、重量は約320gと搭載機能を考えると驚くほど軽く仕上がっています。頭に載せても重さを感じにくいため、音楽への没入感が途切れません。

すっきりしたデザインのためか、優れた装着感により見た目以上に重さを感じません

 また、付属のキャリングケースも携帯性が高く、本体と同じくすっきりとしたミニマルなデザインで統一されています。カバンからケースを取り出す際には、本体の質感を楽しめるのが所有欲をくすぐります!

購入時に確認したい2つのポイント

ポイント(1):性能至上主義なら「WH-1000XM6」という選択肢も

 「1000X THE COLLEXION」の直販価格は8万9100円と、ヘッドホンとしてはかなり高価な部類。また、デザインや素材感を優先してハウジングを薄型化した設計のため、純粋なノイズキャンセリングの“効きの強さ”だけで比較すると、実用性重視の「WH-1000XM6」に一歩譲る点もあります(それでも強力ですが)。

量子化ノイズを先読み計算して最適化する「先読み型ノイズシェーパー」を「WH-1000XM6」に続き採用

周囲の環境に合わせたアダプティブサウンドコントロールも利用可能。アクティブノイズキャンセリングも強力ですが、薄型ハウジングのため効きの強さだけを比較すると「WH-1000XM6」に一歩譲ります

 スペック上の絶対性能より「至高の所有感と心地よさ」を重視する大人のためのヘッドホンというのが、本製品の立ち位置です。

ポイント(2):折り畳み機構は非搭載

 「WH-1000XM6」で復活して話題になった折り畳み機構ですが、「1000X THE COLLEXION」は非搭載。フラットに付属のキャリングケースに収納できますが、航空機内や旅行などで持ち歩く際にかさばるのは事実です。

折り畳み機構は非搭載のため、持ち運ぶ際は付属のキャリングケースを利用します。旅行の際や航空機への持ち込みで、不便さを感じる面もあります

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