週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

ヨッピー氏、子ども用ファン付きウェアで起業 いきなり在庫1万着を抱える

2026年06月19日 14時00分更新

 炎天下の子どもを守るため、人気ライターが在庫1万着の勝負に出た。

 ライターのヨッピーこと豊田佳高氏は6月19日、幼児向け熱中症対策ベスト「ベビエア」を企画・販売する企業ベビエアを起業したと発表した。設立日は5月18日で、出資者から合計5000万円を集め、1万着の在庫を発注したという。

 ベビエアは未就学児向けのファン付きクールベスト。ベストに付属する2つのファンが外気を取り込み、服の内側に風を通すというもの。「着るだけ表面温度-10℃」をうたい、内容物はベビエア本体1着と専用ファン2個で、価格は1万円だ。バッテリーは別売り。

 商品化のきっかけは、ヨッピー氏自身の子育て体験。本人はnoteで、真夏の外出時に子どもの顔が赤くなり、遊ぶのを諦めて帰った経験を紹介。ベビーカー用の送風シートや保冷剤、帽子では対応しきれない場面があり、「無いなら作ろう」と考えたことが出発点だった。

 クラウドファンディングでも反応は早かった。CAMPFIREのプロジェクトは2026年3月14日に始まり、4月30日に終了。目標金額500万円に対し、支援総額は824万1250円、支援者数は695人に達した。

 対象は歩き始める1歳半ごろから4歳ごろまで。サイズは110サイズのみで、ゆったり着る設計だ。乾電池4本入りのバッテリーを含めた重量は約320g。ファンは指が入りにくい構造で、連続使用1時間のタイマーも備える。乾電池4本入りのバッテリーで約4時間使えるとしている。

 主な出資者にはmixi創業者の笠原健治氏、2ちゃんねる創業者の西村博之氏、連続起業家の古川健介氏、アドウェイズ創業者の岡村陽久氏らが名を連ねている。

 ヨッピー氏は、周囲から「売れる」と背中を押され、当初予定より桁を増やして1万着を発注したと説明した。入庫した在庫の量に圧倒された一方で、発売後の売れ行きは好調としている。語り口はいつもの調子だが、育児用品の量産と在庫リスクは冗談では済まない。

 1万着の在庫を売り切れるかどうかは、ヨッピー氏の発信力だけでなく、実際にこれから夏を過ごす子持ち家庭の納得感にかかっている。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります