第645回
アウディ「RS e-tron GTパフォーマンス」
スペックがバグレベル! 1027N・mの超トルクを誇るアウディの最新EVがガチで凄すぎた件
2026年05月30日 12時00分更新
直感的な操作系と、グランドツーリングカーとしての真価
ステアリングの形状が変わったり、内装も一部変更。適度なスポーツカーらしさと上品さが同居した居心地のよい空間です。
ステアリングにはブーストボタンと、指定した走行モードに切り替えるショートカットキーを配置。ブーストボタンを押すと10秒間だけ最高出力が70kW(約95馬力)増強されるとのこと。
メーターパネルのLCD表示は意外にもシンプル。以前のアウディは地図を表示をしていたのですが、試乗時間が限られていたことや操作方法がわからない部分もあり、表示させることができませんでした。ここらへんはもう少し試したいところです。
走行モードはエコ、ノーマル、ダイナミックのほか、RSモデルらしく「RSパフォーマンス」や2つのカスタマイズを用意。乗り味が劇的に変わります。
スーパーカーの加速と
高級セダンの乗り心地が同居する「究極の1台」
以前、A6のアクティブサスペンション装着車に乗ったときに「こんなにしなやかな乗り心地のクルマはない」と思ったのですが、その美質はRS e-tron GTパフォーマンスにも受け継がれているようで、とってもマイルド。
でありながら、オンザレールの走りが楽しめると、まさに理想的な足。113万円の効果、おそるべしといったところでしょう。
しかも車内は静かですから、まるで高級セダンといったところ。同じ金額を出してガソリンエンジン搭載の高級セダンを買うなら、こちらの方が圧倒的に快適だったりします。
そして、アクセルを踏めば何のためらいもなく怒涛の加速。このクルマは一体何なんだ? スポーツカーなのか? グランドツーリングカーなのか? それともセダンなのか? そういったものを超越して、とにかく乗り心地が良くて速いアウディなのです。
前のe-tron GTも素晴らしいクルマでしたが、4年という歳月は、e-tron GTを大きく進化させるに十分な時間だったのでしょう。隔絶たる差があります。
メルセデスやBMWではなく、アウディを選択する価値を教えてくれる1台です。同社は想定していたEVロードマップを書き換えるなどやや迷走感がありましたが、アウディがプレミアムEVブランドの覇権を諦めていないことを実感できるクルマでした。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります











