MSI「Prestige 14 Flip AI+ D3M」レビュー
Core Ultra 9で23時間駆動、2in1スタイルを13.9mmに凝縮!タッチペンが底面に収納できる良コスパのビジネスノートは投資に見合う有力候補だ
2026年05月28日 12時30分更新
フリップなのにスリム、軽量!タッチパネルには独自のジェスチャー機能も
Prestige 14 Flip AI+ D3Mのデザインは、タブレットスタイルにもなるためどの角も丸められているが、クラムシェルノートPCと言われても違和感ないものとなっている。カラーリングはプラチナグレイ。
Prestige 14 Flip AI+ D3Mの画面サイズは14型。モバイルノートPCの定番サイズだ。また、フリップスタイルながらかなりスリムでもある。本体サイズは315.6×221.9×13.9mm。実機で測ってみたが、ゴム脚を含んで13.9mmだった。先のとおり本体にペンを収納できる設計ながら、これだけスリムというのもめずらしい。
重量は約1.37kg。ここも普通のモバイルノートPCに匹敵する。まあ、数値的に軽くても、体積が小さく密度が高いため手にした時はずっしりした重みを感じたが、カバンに入れてしまえば数値どおりの軽さだ。手にした時の重量感はむしろ高質感と思えばよい。
モニター解像度は1920×1200ドット。有機ELパネルを採用しておりグレアの表面処理なので映像がより鮮やかに見える。上部ベゼルにはプライバシーシャッター付きのWebカメラ(207万画素)も搭載している。
キーボードは84キーの日本語配列。半角/全角キーやEnterキー付近に若干の窮屈さも感じるが、主要なキーのピッチは十分に確保されている。スリム筐体なのでストロークが浅いのは確かだが、反発、打鍵感は好感触だ。電源ボタンは右上でPrtScrとdeleteに挟まれた場所にある。普通に押下しただけでは即電源OFFにならない仕様に加え、高さ・形状、表面質感、押下圧もほかのキーと異なるので、この位置であっても支障はない。
タッチパッドもこの筐体サイズとしては比較的大きいと言える。また、特徴的なのが「Action Touchpad」機能だ。タッチパッドの周囲指定領域をダブルタップやスライドすることで、アプリの起動や輝度・ボリュームの調整といった操作や、キーマクロの呼び出しといったさまざまなことができる。
Action Touchpad機能は日々のPC操作をスピーディーに行なえることがメリットだが、フリップスタイルの本製品なら、たとえばテントモードでお客さんに映像資料を見てもらっている時、裏側のタッチパッドからボリューム調整するといったことができる。向きを変えてタッチ操作する、クラムシェルモードに戻して操作するといった、視聴を中断するようなことなく商談を進められるといったところが便利だろう。また、スタートメニューやデスクトップ画面など、お客さんにはあまり見せたくないものがある時、ジェスチャーから呼び出せればスムーズだ。
インターフェースは左側面にHDMI、Thunderbolt 4×2基、右側面にUSB 3.2 Gen 2 Type-A×2基、オーディオジャック。およそ一般的なモバイルノートPCに準じている。充電はThunderbolt 4(Type-C)のUSB PD機能を利用する。付属の充電器もUSB PD対応のものだ。定格出力65W、正方形で小ぶりのものだが、ケーブルは直付け、プラグを折り畳める仕様ではないので持ち運び用としては市販のUSB PD充電器を用意したほうがよいかもしれない。
ACアダプタの定格出力は65W。ケーブル直付けのものとなるがコンパクトだ。ビジネス机に備えておく分にはこの小ささが便利だろう。モバイルには別途プラグ収納式のUSB PD充電器を用意してもよいし、本製品はバッテリー駆動時間も長いので普段は持ち運ばないといった選択肢もあるだろう。
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