お値段は見ないようにしましょう。。
本日発表!!「Core Ultra 9 386H」+「GeForce RTX5090」のモンスター2画面ノートPC=「ROG Zephyrus Duo (2026) GX651」実機レビュー
2026年05月20日 10時00分更新
ASUSは、ディスクリートGPUを内蔵した2画面ゲーミングノートPC「ROG Zephyrus Duo (2026) GX651」を5月20日に発表、同日販売開始する。希望小売価格は149万8800円だ。
本製品は16型3K OLED(2880×1800ドット)を2枚組み合わせた2画面ゲーミングノートPCだ。プロセッサーはCore Ultra Series 3、ディスクリートGPUはGeForce RTX 50シリーズが組み合わされており、ハイパフォーマンスと広大な作業環境の恩恵を受けられるプロクリエイター向けマシンに仕上げられている。
ASUSから試用機を借りたので、詳細スペック、2画面ゲーミングノートPCとしての使い勝手、そして最新チップを組み合わせたパフォーマンスについて詳細にレビューしていこう。
「Core Ultra 9 386H」に「GeForce RTX5090」
64GBメモリーに2TB SSDの最上位スペックだ
「ROG Zephyrus Duo (2026) GX651」はOSに「Windows 11 Home」、プロセッサーは「Core Ultra 9 386H」で16コア[4P+8E+4LPE]、16スレッド、最大4.9GHz、25W[15~80W]、Intel Graphics[40TOPS]、NPU[50TOPS]だ。
ディスクリートGPUにはNVIDIAの「GeForce RTX 5090」(24GB GDDR7)を採用。メモリーは64GB(LPDDR5X-8533)、ストレージは2TB(PCIe Gen5 x4接続SSD)を搭載している。
ディスプレーは16型3K OLEDで2880×1800ドット、16:10、リフレッシュレート120Hz、応答速度0.2ms、1100ニト、DCI-P3カバー率100%、コントラスト比100万:1、DisplayHDR True Black 1000、Dolby Vision、タッチ対応、ペン対応、非光沢、G-Sync、PANTONE認証、色精度Delta E< 1、Corning Gorilla Glass DXCを2枚装備する。
スピーカーはDolby Atmos対応の6スピーカーシステム。ディスプレー上部には1080pウェブカメラ(Windows Hello対応IRカメラ)、アレイマイクを内蔵している。
インターフェースはThunderbolt 4(40Gbps、Power Delivery、DisplayPort)×2、USB 3.2 Gen2 Type-A(10Gbps)×2、HDMI 2.1、SDメモリーカードリーダー(UHS-II、312MB/s)、3.5mmコンボジャックを用意。ワイヤレス通信はWi-Fi 7、Bluetooth 6をサポートしている。
本体サイズは約355×247×19.9~24.9mm、重量は約2.82kg。バッテリーは90Whを内蔵。バッテリー駆動時間は非公表だ。
右側面には電源ボタン、SDメモリーカードリーダー、USB 3.2 Gen2 Type-A、Thunderbolt 4、左側面には電源端子、HDMI 2.1、USB 3.2 Gen2 Type-A、Thunderbolt 4、3.5mmコンボジャックを装備する。
重めのボディーを支えるため
剛性の高いキックスタンド&ヒンジを採用
ROG Zephyrus DuoはASUSの2画面ノートPCとしては最上位モデルだ。弟分の「ASUS Zenbook DUO」と同様に、デュアルスクリーンモード、ラップトップモード、シェアリングモード、ブックモード、テントモードなどさまざまなスタイルで利用できる。
本製品を実際に使ってみて印象的なのが、キックスタンドの安定性の高さだ。
ASUS Zenbook DUOより重たいボディーを支えるためか、より剛性の高いキックスタンド、ヒンジが採用されている。またボディー自体が重いことにより、強くキーボードを打鍵しても、ディスプレーが揺れにくい。
もちろん携帯性という点ではASUS Zenbook DUOのほうが有利だが、多忙時のラフな操作や、ハードなゲームプレイを許容できる点ではROG Zephyrus Duoに軍配が上がる。
16型3K OLEDのスクリーンは、ゲーミング向けのリフレッシュレート120Hz、応答速度0.2ms という値と、クリエイティブ向けのDCI-P3カバー率100%、PANTONE認証、色精度Delta E< 1というスペックを両立。どちらの用途でも最高レベルの滑らかさ、画質を実現している。
また2画面ノートPCとしてのソフトウェア面も充実しており、ディスプレーを回転させると自動的に共有モードに切り替える選択肢が表示されたり、ウインドーのタイトルバーをつかむとどちらのディスプレー、または全画面でウインドーを表示するかを選べる「App Switcher」が表示される。
このあたりのUIの作り込みは、2画面ノートPCを作り続けてきたASUSならではのものだ。
キーボードは英語配列のみ。キーピッチは実測19mm、キーストロークは1.7mmが確保されており、5.1mmという薄型キーボードながら剛性が高く、打鍵感は良好だ。
またキートップは耐油性加工に優れたファブリック素材で覆われており、手脂などが目立ちにくい。これまで日本語キーボードを使っていた方はある程度練習する必要があるが、そのぶんキー配置には余裕があるので、慣れれば快適に高速タイピングできるはずだ。
ディスプレー上部の1080pウェブカメラ(Windows Hello対応IRカメラ)は、RGBカメラとIRカメラを独立して装備する。
テスト撮影を見ていただければわかるとおり、室内灯下でも明るく、自然な発色で撮影できる。また髪、服、背景の質感もしっかりと記録されており、暗部のノイズも気にならないレベルだ。
さらにHDR proを有効にしても、適度なエフェクト効果で違和感が少ない。顔に当てる照明を追加するだけで、ビデオ配信にも活用できる画質を備えている。
3Dグラフィックスは爆速
PCIe Gen5 x4でSSDは10GB/s超え
最後にパフォーマンスをチェックしよう。今回は比較対象機種として、2機種をもってきた。
★「Alienware 16X Aurora」
「Core Ultra 9 290HX Plus」(24コア[8P+16E]、24スレッド、最大5.5GHz、55W[45~160W]、Intel Graphics[8TOPS]、NPU[13TOPS])+「GeForce RTX 5070 Ti」
★「ASUS Zenbook DUO (UX8407) (UX8407AA-X9H321WS)」
「Core Ultra X9 388H」(16コア[4P+8E+4LPE]、16スレッド、最大5.1GHz、25W[15~80W]、Intel Arc B390 GPU[122TOPS]、NPU[50TOPS])
まずCPU性能については、「CINEBENCH 2024」のCPU(Multi Core)は1282pts、CPU(Single Core)は126pts、「CINEBENCH 2026」のCPU(Multiple Threads)は5156pts、CPU(Single Thread)は517ptsを記録した。
さすがに多コアの暴力とも言えるCore Ultra 9 290HX Plusを搭載するAlienware 16X Auroraには及ばないが、それでもROG Zephyrus Duoはマルチスレッド性能でCINEBENCH 2026は5156pts、CINEBENCH 2024は1282ptsを発揮している。ディスクリートGPUなしでも4K動画編集を実用的にこなすCPU性能を備えている。
「CINEBENCH 2024」のCPU(Multi Core)は1282pts、CPU(Single Core)は126pts。「CINEBENCH 2026」のCPU(Multiple Threads)は5156pts、CPU(Single Thread)は517pts
3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のPort Royalは13825、Time Spyは19564、Fire Strikeは36652、Wild Lifeは96936出た。
「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは26761(非常に快適)、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは20730(非常に快適)を記録した。
CPU性能ではROG Zephyrus DuoはAlienware 16X Auroraの後塵を拝したが、3DMarkは平均111%相当、ファイナルファンタジーXIVは113%相当、FINAL FANTASY XVは98%相当のスコアとなっている。CPU性能が効くFINAL FANTASY XV では、わずかではあるがスコアが逆転したようだ。
とはいえ、ROG Zephyrus DuoはノートPC最上位のディスクリートGPUを搭載しているだけに、最新のAAAタイトルを高画質設定で動作させるだけの3Dグラフィックス性能を備えていることは間違いない。
「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは26761(非常に快適)。「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは19120(非常に快適)
ストレージはPCIe Gen5 x4接続SSD「Micron_MTFDLBA2T0THJ-1BP15ABGA」を搭載しており、「CrystalDiskMark 9」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は13629MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は12176MB/sを記録した。
現時点ですべてのノートPCにPCIe Gen5 x4接続SSDが必要というわけではないが、少なくともゲーミングPCや、クリエイター向けPCについては、積極的に採用されることを期待したい。
ストレージはPCIe Gen5 x4接続SSD「Micron_MTFDLBA2T0THJ-1BP15ABGA」を搭載。「CrystalDiskMark 9」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は13629MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は12176MB/s
AI処理能力については、UL Procyon AI Computer Vision Benchmarkで、NPUのfloat16は1049、Integerは1909。対してGPUのfloat32は885、float16は1702、Integerは1898を記録した。
NPUは内蔵NPUとして高い性能を発揮している。一方、GPUはRTX 5090 Laptop GPUの理論値から見れば、やや控えめな結果だ。ただし、AI Computer Vision Benchmarkは推論エンジンやドライバー、電力設定の影響を受けやすいと言われる。そのためこの結果は、あくまでも本機のテスト環境における実効性能として捉えてほしい。
バッテリー駆動時間については、ディスプレー輝度、ボリュームともに40%に設定し、バッテリー残量100%から開始してYouTube動画を連続再生したところ、バッテリー残量が60%に減るまで2時間9分42秒動作した。
単純計算では、0%まで使い切る場合に約5時間24分15秒動作することになる。
合計重量実測709.5gのACアダプターを毎日持ち歩くのは大変だ。Power Delivery経由の充電に対応しているので、GPUを回さないのであれば、コンパクトな充電器を携帯して運用できる。
ハイパワー&大画面環境が手放せない
2画面ノートの最終候補だ
本製品はノートPCとしてみると重い。しかしディスクリートGPUを搭載したゲーミングノートPCを、デュアルディスプレー環境で持ち運べるというのは非常に魅力的だ。
ディスプレーを開いて、キーボードをずらせば作業環境が完成するという手軽さもいい。標準ACアダプターは重たいが、コンパクトな100W Power Delivery充電器があれば、多くの作業は事足りる。
自宅またはオフィスの環境に限りなく近いハイパワー&大画面環境が手放せないという方には、ほかに選択肢はないと言えるほどの魅力を備えた1台である。
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