AMD、次世代AI超解像「FSR 4.1」を7月に提供。Radeon RX 6000シリーズ向けも2027年に対応予定
2026年05月15日 20時00分更新
米AMDのComputing and Graphicsグループ担当SVP兼GMであるJack Huynh氏は、ビデオ発表を通じて、同社の超解像技術の最新世代となる「FSR(FidelityFX Super Resolution)Upscaling 4.1」を7月より順次提供開始すると発表した。
待望の機械学習ベースへの移行、RDNA 3から先行対応
FSR Upscaling 4.1の最大の特徴は、従来のアルゴリズムベースから、機械学習(AI)を活用したアップスケーリングへと進化した点にある。これにより、ハードウェアを物理的にアップグレードすることなく、よりシャープなビジュアルとスムーズなフレームレートの両立が可能になるという。
まず2026年7月より、RDNA 3アーキテクチャーを採用する「Radeon RX 7000シリーズ」向けに提供が開始される。最新のAMDソフトウェア・ドライバーをインストールするだけで、ローンチ時から300以上の対応タイトルにおいて、このAIアップスケーリングの恩恵を受けられる仕組みだ。
旧世代のRDNA 2も2027年に救済へ
今回の発表で注目すべきは、前世代の「RDNA 2(Radeon RX 6000シリーズ)」ユーザーに対するロードマップも示された点だ。AMDは2027年第1四半期に、RDNA 2 GPU向けにもFSR Upscaling 4.1を展開する予定であると明言した。
Jack Huynh氏は、「世界中で10億台以上のゲーミングデバイスにパワーを供給している責任を深く重んじている」と述べ、最新世代のGPUだけでなく、既存のエコシステム全体を最新のAIツールで支援し、製品寿命を延ばす方針を強調している。
競合するNVIDIAのDLSSに対する強力な対抗馬として、オープンかつ幅広いハードウェアをサポートするFSR Upscaling 4.1が、PCゲーム市場にどのようなインパクトを与えるのか、7月のローンチに注目が集まる。
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