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デルが「Core Ultra Series 3」搭載でAIに強い新型スタンダードノートPC「Dell 14S/16S」を発表

2026年05月15日 00時01分更新



 DellはAI処理に特化した新型ノートPC「Dell 14S」および「Dell 16S」をグローバルで発表、日本でも発売となる。

 本製品は、洗練されたデザインと高い耐久性、そしてオンデバイスAIによる高度な処理能力を兼ね備えた「Copilot+ PC」である。「Dell Plus」の後継となる、高いクリエイティブ性能と実用性を兼ね備えた最新スタンダードモデルだ。

「Dell 14S/16S」発表

 価格は、14インチのDell 14Sが約1270ドルから、16インチのDell 16Sが1320ドルから。AMD Ryzen AI 400シリーズ プロセッサー搭載モデルについても発売される予定である。

 新型Dell 14Sおよび16Sの最大の特徴は、最新の「インテル Core Ultra シリーズ3プロセッサー」を採用した点にある。最大50 TOPSの処理能力を持つNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を内蔵しており、クラウドに依存することなくデバイス上で効率的にAI処理を実行できる。これにより、ビデオ通話の品質向上やシステムの応答性改善が、バッテリーを大きく消費することなく実現されている。

「Dell 14S/16S」発表

Dell 14S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 14S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 14S

 パフォーマンス面では、Dell 14Sは前世代と比較してマルチタスク性能が最大97%向上しており、Dell 16Sも同様に最大59%の向上を達成した。

 筐体は厚さ15.3mmのスリムなアルミニウム製で、セレスティアルブルーとフロストブルーの2色が用意されている。また、米軍規格(MILスペック)に準拠した過酷な信頼性テストをクリアしており、日常の持ち運びでも安心して使用できる耐久性を備えている。

「Dell 14S/16S」発表

Dell 14S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 14S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 14S

 バッテリー駆動時間も大幅に強化された。Dell 14Sは最大24時間の生産性向上タスクまたは18時間のストリーミング視聴が可能であり、Dell 16Sは最大26時間のストリーミング視聴または14時間の生産性向上タスクに対応する。

 プロセッサーには、最新のシリーズ3 インテル Core Ultra 5、Ultra 7、および最上位のUltra 9 386Hを選択可能だ。最上位のUltra 9 386Hは16コアを備え、最大4.9 GHzで動作する。

 グラフィックスは、多くのモデルでプロセッサー内蔵のインテル グラフィックスを採用しているが、インテル Core Ultra X7 358H搭載モデルでは、12個のXeコアを備えた「インテル Arc B390」となる。このArcグラフィックスは前世代比で最大50%のパフォーマンス向上を実現しており、カジュアルなゲームや動画編集、ストリーミングにおいて威力を発揮する。

「Dell 14S/16S」発表

Dell 16S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 16S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 16S

 メインメモリーは、LPDDR5x(7467 MT/s)を採用しており、容量は16GBまたは32GBから選択できる。なお、メモリーはオンボード実装のデュアルチャネル構成となっている。ストレージには、高速なM.2 PCIe NVMe SSDを搭載する。容量は512GB、1TB、2TBの3種類がラインアップされている。

 ディスプレーは14インチモデル(14S)と16インチモデル(16S)のいずれも、多様な選択肢が用意されている。

 標準的な構成では、FHD+(1920x1200)解像度のWVAパネル(400ニト、非光沢または光沢タッチ対応)が用意される。より高精細な表示を求めるユーザーには、QHD+(2560x1600)解像度で120Hzのリフレッシュレートに対応したパネルも選択可能。こちらは500ニトの輝度とsRGB 100%の色域をカバーし、Dolby Visionにも対応する。

「Dell 14S/16S」発表

Dell 16S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 16S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 16S

 さらに、圧倒的なコントラストと色彩を誇るOLED(有機EL)オプションも存在する。14SではFHD+、16Sでは2.8K(2880x1800)解像度のOLEDパネルが選択でき、DCI-P3 100%の広色域と深い黒の表現が可能だ。いずれのディスプレーも、ブルーライトを低減するComfortView技術を採用しており、長時間の作業でも目が疲れにくい設計となっている。

 インターフェースはHDMI 2.1出力ポートを1つ、インテル Thunderbolt 4.0ポートを2つ、USB 3.2 Gen 1 Type-Aポートを2つ備える。また、3.5mmのグローバル・ヘッドセット・ジャックも搭載されている。ワイヤレス通信では、次世代規格であるWi-Fi 7(Intel Wi-Fi 7 BE211またはBE213)をサポートしており、高速で安定した接続が可能だ。

「Dell 14S/16S」発表

Dell 14S

「Dell 14S/16S」発表

Dell 16S

 キーボードはバックライト付きのフルサイズ仕様で、16インチモデルには数値入力に便利なテンキーが搭載されている。また、WindowsのAIアシスタントに即座にアクセスできる「Copilotキー」が配置されているのも特徴だ。

 音響面では、Dolby Atmosに対応したチューニングスピーカーとスマートアンプを搭載しており、クリアで深みのあるサウンドを提供する。カメラはFHD+IRカメラを搭載し、Windows Helloによる顔認証ログインに対応するとともに、AIノイズリダクション機能を備えたデュアルデジタルマイクにより、クリアなオンライン会議を実現する。

 Dell 14Sはサイズが313.7×224×15.3mm で最小重量は約1.45kg、Dell 16Sは356.8×251.4×15.3mmで約1.77kg。どちらのモデルも厚さは15.3mmに統一されており、スリムなアルミニウム製の筐体を採用することで、高いポータビリティを実現している

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