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日本の海底、マイクラで歩けるように 海上保安庁がワールドデータ公開

2026年05月13日 15時40分更新

 日本の海底、マイクラで探索できるようになる。

 海上保安庁は5月12日、「海上保安の日」に合わせ、日本周辺の海底地形データをもとに作成した「Minecraft(マインクラフト)」用ワールドデータを公開した。データは海上保安庁海洋情報部の特設ページからダウンロードできる。

 海上保安庁は、航海の安全、海洋権益の確保、防災などのために、日本周辺の海底地形を調査している。データは船の航行に欠かせない「海図」などに使われてきた。その海底地形データを、ゲームの中で探検できる形で再構成した。

 マインクラフト上では、ふだん簡単には行けない島の周辺や、生身では見ることができない深海底も疑似的に歩き回れる。海底の起伏をただ地図で眺めるのではなく、ブロックの世界として体験できるのが面白い。

 ただし、これは実際の地形を完全に再現したデータではない。地形の形状や縮尺は実際とはかなり異なっている。また、日本以外の陸地は起伏のない平らなデータになっており、色合いも作成ツールによって機械的に着色されている。

 海上保安庁では、今回のワールドデータのほか、海洋情報資料館で海底を立体視できる「3D海底地形図」も公開している。

 専門的な調査データは、通常なら海図や研究資料の中にあるものだ。それをマインクラフトで遊べる形に変換することで、子どもから大人まで、“日本の海”を直感的に見られる教材になるというのが面白い。

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