気候も良くなってきたし、手元にはコンパクトで望遠に強いコンパクトデジカメがあるしってんで、久しぶりに自転車を走らせて爪研ぎ猫に会いにいってきたのである。
メインはパナソニックの「DC-TX3」。
爪研ぎ猫(名前は何度聞いても忘れちゃう)は、とある駐車場に何匹かいるうちの1匹。この猫だけが人なつこくて、とことことやってきてくれるのである。そしておもむろに靴に爪を立てるのだ。
わかってるから平気なんだが、いきなりすっとやってくるのでカメラが間に合わない。なんとか撮れたのがこちら。もちろん画面は見られないので勘で撮ってる。
わたしは慣れてるからいいけど、知らない人はびっくりするだろな。そのあと、顎を撫でてやったり背中を撫でてやったりする(冒頭写真)。
左手で顎を撫でながら右手で撮影。画面は斜めからなんとなく構図がわかる程度にしか見えてないのでちょっと斜めになっちゃってるけど、それもまた味、と思って直してない。2026年5月 パナソニック LUMIX DC-TX3
背中を撫でると、手のひらに背骨の感触がどのくらい伝わるかで猫の太りっぷりがよくわかる。痩せてると背中の凸凹がすごく伝わるし、普通の体型だと滑らかに凸凹してる。これがぷくぷくの猫だと背中を撫でたときめちゃスムーズで滑らかなのだ。
ここの猫の世話をしてるおばさまとは顔なじみになってるので(猫写真を撮りに来る人も多いそうな)話をすると、この子は抱っこしても嫌がらないから抱き上げてみる? と言われたので、お言葉に甘えてよっこらしょ、と持ち上げてみた。
すごく重い。わたしの乏しい経験から推測するに、7~8kgはありそうなずっしり感である。ここには他にも猫がいるのだが、このキジトラ以外は警戒心が強くて近寄らせてくれない。黒猫もいるのだが、クルマの下に隠れられてしまった。そこに入られちゃうと、いるかどうかもよくわからない。目を閉じられちゃうとなおさらである。
あの辺かな、とあたりを付けてレンズをずずずっと望遠にする。360mm相当の望遠なのがありがたい。近寄れない猫は望遠の出番だ。
警戒心が強いキジトラもいる。駐車場の奥でにゃあと鳴いている。世話をしてるおばさまは「寂しがりで他の猫を呼んでるの」という。確かに誰か遊んで、といってるようだ。そしたらしょうがないなって感じで、黒猫がとことこと寄っていったのである。良い光景ですな。この2匹、仲良しらしい。
その様子がよく見える場所にちょっと移動したら警戒されちゃったけど、2匹くっついてる様子は撮れた。
このあたりで爪研ぐ猫とはお別れして移動。実はこの比較的近くのドンツキに猫が2匹居る駐車場があるのだ。帰りついでにそちらを覗いて見ると、人があまり入ってこない場所ということもあってか、2匹が土地を贅沢に使ってた。ひとつの構図に収めづらい距離で離れて座ってるのである。
しかし、写真としてのおさまりがよくない。真ん中に何か欲しいところだけどしょうがない。真ん中に何を置いたら面白いだろうかと考えてしまう。
チャシロの方は警戒心満載でこっちくるなって顔してるので望遠でそっと。
キジトラの方はというと、じりじりとこっちへ近づいてくるではないか。ものは試しと指を差しだしてみると、くんくんしてくれた。
これは撫でるくらいさせてくれるかと思いきや、そのまましれっと去って行ったのだった。まあ、猫なんてそんなもんだ。
久しぶりにこのクラスのコンパクトデジカメを持ってあれこれ出歩いてみたのだけど、片手で持てて首から提げても重くなくて、広角も望遠もいける10~15倍ズームくらいのコンパクトカメラってやっぱ必要だよね。スマホとデジタル一眼の間をいい感じに埋めてくれるから。
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筆者紹介─荻窪 圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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