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Shokz「Shokz OpenFit Pro」

本当にノイズ低減機能あるなら!!!!ほしい!!!!オープンイヤー型なのに騒音は聞こえない「Shokz OpenFit Pro」を試してみた

 Shokz OpenFit Proはオープンイヤー型なのに、敢えてノイズ低減機能を備えた特徴ある製品です。これから紹介するように、カナル型イヤホンのノイキャンとヒアスルーとはまったく違う使用感が得られるのが特徴です。

 Shokzは骨伝導や空気伝導のオープンイヤー型イヤホンを数多く発表しているブランドです。本機は骨伝導ではなく、空気伝導で音を伝えるタイプの製品です。

 最新モデルのOpenFit Proは、イヤーフック型の装着スタイルとなっており、安定感があるのが特徴です。音の出る部分が、耳のくぼみに収まり、かつ上向きに支えます。音についても低音がしっかりとしたハイクオリティな仕上がりですし、Dolby Audioにも対応しています。トリプルマイクで、通話品質も良好です。

 最大の注目ポイントは、オープンイヤー型でありながら周囲の騒音を抑え、イヤホンが発する音に集中できる「フォーカスモード」を備えている点です。「もし本当にノイズ低減機能があるなら、そりゃほしい!!」と前のめりになっている方も多いはず。何を隠そう、僕もその一人ですからね!

OpenFit Proを購入する3つのメリット

ポイント(1):オープンイヤー型が持つ、決定的な弱点を解決

 最大の注目ポイントは、オープンイヤー型でありながら周囲の騒音を抑える「フォーカスモード」を初搭載している点です。 従来のオープンイヤーイヤホンは「ながら聴き」には最適でしたが、うるさすぎる環境では肝心のイヤホンの音が聞こえなくなるという弱点がありました。

 しかし、このOpenFit Proで「フォーカスモード」をオンにすると、この弱点が解決です。周囲の雑音が一歩遠のき、聴きたい音がスッと耳の中央に集まってくるような不思議な感覚を味わえます。 高度な音響モデリングと独自アルゴリズムにより、耳の内側のノイズレベルを精密に予測して抑制するという、まさに技術の勝利。

 これまでなら車の走行音や人混みのガヤガヤとした音に掻き消されてしまっていたラジオのパーソナリティの声や音楽が、途切れることなくくっきりと聞き取れます。

オープンイヤーなのにノイキャンのように周囲の音をカットできるのが革命的!

ポイント(2):動いても安定感を維持できる仕組み

 オープンイヤー型イヤホンで昨今の流行は「イヤーカフ型」です。耳に挟むアクセサリー感覚で使え、 手軽で、見た目も確かにスタイリッシュですが、実際に体を動かしてみると「ポロっと落ちてしまわないか」と不安になることも少なくありません。

 一方、OpenFit Proは「イヤーフック型(耳掛け式)」で、安定感重視の構造になっています。装着の安定感はやはり別格です。耳のカーブに沿ってしなやかにフィットするため、一度装着してしまえば頭を激しく振っても、小走りで急いでいる時でも、ピタッと吸い付くようにズレません。

 長時間のデスクワークはもちろん、家事をしながら動き回るようなシーンやランニングなどでも、イヤホンをつけていることを忘れてしまうほど快適。外れてしまいそうなストレスなく確実に装着したいという実用性重視の方には、間違いなくこのイヤーフック型がおすすめです。

耳のカーブに沿ってしなやかにフィット。ランニングなどしてもまったくズレない安定感がありました

ポイント(3):ただ音が聞こえるとは別次元のクオリティ

 単に音が鳴るだけのイヤホンで終わらないのが、OpenFit Proです。

 まず注目したいのが、立体音響技術「Dolby Atmos」と「ヘッドトラッキング」への対応です。 これにより、まるで映画館のド真ん中に座っているかのような、全方位から音が降り注ぐ臨場感を味わえます。 頭の向きを変えると音の鳴る位置も追従して変わるため、没入感は鳥肌モノです。

 さらに、独自の低音強化アルゴリズム「Shokz SuperBoost」を搭載。11×20mmの超大型デュアルダイアフラムドライバーが、オープンイヤーの弱点とされてきた低音の不足を克服し、ズンッと響くような迫力ある重低音を実現しています。

 オーディオマニアも唸るような最新機能が惜しげもなく詰め込まれている機種と言えます。

立体音響技術「Dolby Atmos」と「ヘッドトラッキング」に対応。アプリで簡単に設定可能なので気軽に最新機能を利用できます

購入時に注意すべき側面2つ

ポイント(1):重量や持ち運びしやすさはどうか?

 実際に手にしてみるとケースは少し大きめです。

 現在トレンドとなっている小型のイヤーカフ型イヤホンは、片耳で5g台と軽量な製品が多く、ケースも手のひらにすっぽり収まる極小サイズが主流です。

 それらと比較すると、イヤーフック型である本機は物理的なサイズが大きく約13gほど。安定感があるので、あまり感じませんが、片耳あたりの重量もわずかに重みを感じるかもしれません。

編集部の測定では片耳13gほどでした

ポイント(2)オープンイヤー型のノイズ低減機能ってどんな感覚?

 本機のフォーカスモードは、実は使ってみると独特の感覚です。

 ノイズキャンセルイヤホンの多くは、耳穴を密閉するカナル型ですが、それを想像して使うと少し違和感もあるかも。カナル型はもともとの遮音性が高く、ノイズキャンセルでさらに外部の音を遮断した「無音の空間」を作るタイプです。

 一方、フォーカスモードは、外の雑音をまろやかに遮断する独自のアプローチです。一瞬、聴力が落ちたような、あるいはエレベーターや飛行機で気圧が変わった時のような感感で、環境音のボリュームが落ちる感覚です。

 カナル型からの移行組は、この開放感とノイズ低減の両立という新しい感覚に慣れるまで、少しだけ時間が必要かもしれません。カナル型とオープンイヤー型はそもそも逆のアプローチです。

 カナル型は遮音性は高いもののノイキャンをオフにしても圧迫感を感じることがあります。逆にオープンイヤー型は周囲の音が自然に耳に入ってくるのが基本です。主従関係がそもそも逆で、音に集中したい時だけ、イヤホンの音が前に出せるというのが本機のポイントです。

基本的にはオープンイヤーとしては申し分ない出来。フォーカスモードは自分の利用シーンにあわせて工夫するのがベストな使い方かも

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