生成AIの普及に伴い、データセンターの需要は急拡大しているが、土地確保や電力・冷却水、災害リスクといった制約が各地で顕在化している。
その解決策として浮上したのが、中古船を改造して海上にデータセンターを構築する「浮体式データセンター(FDC)」という驚くべき構想である。
この取り組みで商船三井、日立製作所、日立システムズの3社は基本合意書(MOU)を締結し、2027年以降の稼働開始を見据えて検証を進める予定だ。
中古船を再利用することで環境負荷とコストを抑えつつ、建設期間の短縮や移設可能性といった従来にないメリットを実現するという点で画期的。海水や河川水を冷却に活用することで、AI時代に求められる高発熱サーバの冷却効率改善にも対応できる設計にもなっている。
それにしても、「中古船を改造してデータセンターにしよう!」というアイディアは、どこから出てきたのだろうか。たしかに効率的だし、実現すれば、リソースの再配置として、経済的にも優れた仕組みだ。素晴らしい発想力に感服。
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